参加してきました.今日は裏番組がかなりあった割りには,結構な人数が集まっていたと思う.
資料が配付されなかったり,撮影・録音禁止とハッキリと言っていたので,詳しい話はやめようかと思っていたところ,資料は後日配布されるという噂なので,もしも配布されるようなことがあれば,詳しく感想を述べます.感想を一言で述べるならば,
あ.オレって,セキュリティの研究をやっててもいいんだ!
といったところでしょうか.色々と考えさせられることが多く,勉強になりました.
参加してきました.今日は裏番組がかなりあった割りには,結構な人数が集まっていたと思う.
資料が配付されなかったり,撮影・録音禁止とハッキリと言っていたので,詳しい話はやめようかと思っていたところ,資料は後日配布されるという噂なので,もしも配布されるようなことがあれば,詳しく感想を述べます.感想を一言で述べるならば,
あ.オレって,セキュリティの研究をやっててもいいんだ!
といったところでしょうか.色々と考えさせられることが多く,勉強になりました.
WBSで,携帯電話がリサイクルベースに乗っかっていないという話があった.業者の談話として,
(機種変後の)携帯電話はアルバムとして使われている.消費者は金属価値を理解していない.
のようなことを紹介していた.全くナンセンスだ.消費者が金属価値を理解しているわけがないだろう.0円で配っている携帯電話に,金銀銅コバルトあたりのレアメタルが満載されているなんて,思いもしない.想像できるわけがない.
携帯電話のリサイクルを推し進めたいのなら,機種変時に古い携帯電話を買い取ったらどうだ.あらかじめ,リサイクルで買い取る価格分を機種変価格や端末販売価格に載せておけばいいじゃないか.例えば,2万円としようか.古い携帯電話をアルバムと考える人は,そのアルバムは2万円の価値だと判断したのだろう.しかしながら,2万円ともなれば,かなりの高額になるので,多くの古い携帯電話を回収することができるのではないだろうか.
消費者のリテラシ向上も大変に重要だが,レアメタルの回収は可及的速やかに行われるべきであるため,金で釣るかのような単純な方策が必要のように思う.これからの時代,かなり真面目に取り組まないと,レアメタルの回収は難しいのではないだろうか.
さすがは東大と言わざるを得ない.地味に素晴らしい資料が一般に公開されている.
東京大学の構成員の方を対象として、文献や情報をインターネットで収集するために知っておくと役立つ知識や効率よく探すためのポイントをまとめた小冊子のPDF版です。
卒研生全員に送りつけたい.それくらいに良くできた資料だ.そもそも東大の構成員を対象とした冊子なので,参考にならない部分も多々あるが,それを補って余りある充実振りだ.参考になった項目を箇条書きで挙げる.
特に,「文献表に出てくる略語一覧」は素晴らしい.こういった略語をまとめている資料は少なく,大変参考になる.印刷して手元に置いておきたい.似たようなものにはIEICEの和文論文誌 投稿のしおりに学術雑誌略語表(注※リンク先はPDF)があるのだが,役割がちょっと違う.なお,IPSJも定期刊行物の省略記法と情報処理学会関連の英文表記および略記を準備している.
専門じゃないんだけど,25日にNIIで開催された,人工知能学会のセマンティックウェブとオントロジー研究会に,聴講参加してきた.ハッキリ言って,全く専門じゃない.だから,聴講してきた.発表できないからね.
今回は特別講演1件に,発表5件だった.質疑の議論が白熱しすぎて,発表者が置き去りになったり,時間が押しすぎて,1件分丸々遅れたり,なかなか豪快な研究会でした.個別にどうこうとコメントが書けるような基礎知識は持っていないので,コメントできません.というか,専門用語を知らないから,普通の話すら理解できなくて,オレ涙目.「プロパティ」とか「インスタンス」とか「プリミティブ」とか「メタ」とか,基礎中の基礎から分かってないオレ涙目.ちょっとくらい勉強してから行けと言いたい.
発表内容にインスパイアされて,属性認証のアレにis-a関係だか,has-a関係だか,その辺が適用できそうで,ものごっつスマートにまとまりそうな予感がした.という話を帰り道で,ボスにした.そもそも,公聴会でもらったコメントに基づいた改良をさっさとしろという指摘は,右から左です.嘘です.近いうちにまとめます.
ネット版には上がるっぽいけど,アスパラクラブなので,朝日新聞2月23日付夕刊8面よりスクラップ記事を転載.の予定.
「リポートを数枚書いてくるように」「次回は,全員の前で発表して下さい」.課題を出すたび,教室から学生が消えていった.
わかる.わかりますとも.どのみち,出席回数が足りずに成績評価対象外になることは目に見えているわけですが,課題や試験などがあると,踏ん切りが付くようで,それを境目にして,学生が減っていく.これは近年常態化しており,好ましい状況とは思えない.確かに,単位を取れる見込がない授業を履修しているのは無駄であるかも知れないが,かといって,他の教科に余力を振り分けるわけでもない.そもそも履修登録期間以降であれば,セメスタ中に獲得可能な最大単位数は確定しているので,授業を諦める毎に,獲得可能単位数は減っていくのだ.
今時の学生は,少しでも無理だと感じたら,挑戦することなく,簡単に諦めてしまうのだ.もちろん,課題に挑戦する学生もいるだろうが,その挑戦も中途半端だったりする.ちょっとググった程度で答え(らしきもの)が見つからなければ,簡単に諦めてしまう.そして,指定期日に優秀な学生のレポートを写させてもらうのだ.ここで,注意したいのは,レポートを出すのは指定期日ではないのだ.授業前に必死に写すとか,授業中に必死に写すとか,そのような必死さは皆無.指定期日までに提出しようなんて心意気は皆無.絶望した!
リタイアした学生に理由を聞いてみると「まだまだ勉強不足だということがわかった.もっと基礎からやりたい」と言う.レベルを下げてもう一度やりたい,という声が多いのだ.しかし,本音は面倒なのだと思う.
正解.本音と建て前.卒研を失敗する方法に通ずるところがある.彼らにとっての「基礎」とは「楽して単位を獲る技術」なのだろう.きっとそうだ.
レベルを下げるって,どういうことなのか.どうやら「無理せず,自分の身の丈にあったレベル」というような意味らしいが,結局,楽をしたいということじゃないのか.
そうでしょう.楽をして,高い給料が欲しい.そういう自己中心的な思考から来る発想なのです.働かざる者食うべからず.身の丈に合わせたいのなら,人生も身の丈に合わせたらいい.遊んでばかりじゃいられなくなるはずなのだが・・・.都合が悪い部分には目を向けないのも,近頃の学生らしくて結構だ.
「残業時間が1レベル下」「厳しさが1レベル下」「与えられる責任が1レベル下」.そう思える企業を選ぼうとしても,そんなものは幻想に過ぎない.
幻想に過ぎないはずなのだが,その幻想を実現してしまうのが,昨今の売手市場である.企業採用側は,こういった「1レベル下」思考をするような学生を,「1レベル下」の学生として,毅然とした態度で扱わなくてはならない.だがしかし,面接回数の少なさ,外面の良さによって,判断付かないような状況になっているだろう.オレのように,あらゆる面接で本音トークしかしないという戦略が正しいと思うのだが・・・.採用後に「印象が違う!」とか,猫かぶりを続けてストレス蓄積とか,お互いに困ると思うのだが・・・.
200802271606追記:
記事スクラップをアップロードしました.
大学全入時代による私大の大幅な定員割れに直面している昨今,魅力のある学部や大学院を複数の大学が共同で設置できるように,大学設置基準が改正されるようだ.「魅力のある」大学って何なんでしょうね.楽して単位が取れる大学.良い会社に就職ができる,つまり,楽して就職ができる.食堂のご飯が美味しい.女の子とが多い.赤い門がある.そんなところでしょうか.たぶん,ニーズに合っていないんだと思います.下を見続けると切りがないので,これはこの程度で.
改正のポイントは学生の所属と学位の扱い。現行でも可能な「連合大学院」は大学院博士課程に限られるうえ、学生は一つの「主幹校」に所属し、授与される学 位も主幹校のもの。このため、主幹校以外の大学には「同じ苦労をしても評価されない」との不満があった。今回の改正では、共同学部・大学院の学生は参加す る全大学に所属し、学位は各大学連名で授与する形を検討している。
ぬぁ!ついに謎が解けた!オレが何故に連合大学院所属ではなかったかがわかった!そういうことだったのか.修了間際になって,やっと自分の所属している組織を理解した.今の今まで,色々な人に尋ね続けたが,誰一人として,適切に回答をした人はいない.それは事務や教学課でもだ.運営母体が理解し得ない組織になってしまうのが,連合大学院という組織だ.ダメの固まりだ.
閑話休題.新しい共同学部・大学院の場合,学生・院生はその全ての大学に所属し,学位は連名となるらしい.これはつまり言うなれば,既存のキャンパス内に,異なる新しい大学を設置することと同義だろう.学生側はこれで問題ないだろうが,経営側はどうだろうか.教員をどのように配置するのか.共同学部ではない従来の学部はどうするのか.これは結局のところ,緩やかな統廃合を推し進めることになるのではないだろうか.
例えば,こうだ.天麩羅大学と牛丼大学と寿司大学が共同学部として,醸造工学部を設置すると仮定しよう.この醸造工学部を卒業すれば,天麩羅大学と牛丼大学と寿司大学の連名で学位が授与されることになる.それはつまり,天麩羅・牛丼・寿司大学醸造工学部と大差ないのではないだろうか.とするならば,天麩羅大学と牛丼大学と寿司大学が共同出資で,酒造大学を設立し,醸造工学部を設置することとあまり違わないように感じる.どう違うんだろうか.
システムは面白いし,学生側から見れば歓迎すべきことだと思うが,上手く行くかどうかは怪しい.連合大学院がわずか3年で統合されてしまい,結果として消滅したように,同じ末路を辿る懸念がある.「連合大学院を作ってみました!(2年後)失敗っぽいんで,やめますね!」で,経営側はいいかも知れないが,中の人間はそれでどれだけ苦労を強いられているか分かっているのか.
設置は計画的に.
ネット版には上がらないようなので,朝日新聞2月21日付朝刊14面よりスクラップ記事を転載.
国際基督教大学の加藤恵津子准教授の早期採用活動についての意見がオピニオンとして掲載されていた.この意見に強く同意をしたい.
就職活動の早期化には看過できない.ハッキリと言わせてもらえば,百害あって一利なしである.学部生であれば3年次の秋から,修士生ならM1の秋から就職活動を始めることになる.それはつまりどういうことか.その時期というのは学部生であれば卒研配属直前であり,ゼミが架橋の頃であり,1つ上の先輩から卒研を引き継ぐための重要な期間であるといえよう.修士はわずかに2年しかない.M2の9月には中間発表会があるわけで,M2の9月までにおおよその研究は固まっていなくてはならない.しかし,M1の秋から就活を開始しする割には,結局のところ内定をもらうであろう大手は5月頃になる.つまり,このおよそ半年間は研究に打ち込まない修士生が大量発生することになる.そして,就活が終わったら終わったで,「休養」と銘打ち,研究をほったらかしで休み続けるのだ.それが現状だ.こうしたのは誰だ.
早期の就職活動はこのように研究活動に対して,多大な影響を及ぼしている.それ故に,研究活動を通して学ぶべき多くのことが,学べない(学ばない)まま卒業・修了していくこととなる.そして,そのような学生を採用先は採用するのだ.
いや,待て.困るのは実はそれだけではない.特に被害を被りやすいのは工学系学部生だ.4年次から卒研配属となるため,3年次冬~春先にかけては,卒研に関する知識がほとんど無いといって間違いない.そのため,ESや面接等で「卒研は何をやっていますか?」とか「どのような卒研をする予定ですか?」などと訊いても無駄なのである.だって,決まっていないのだから.こういう質問が来たときに,就活をしている学生はどう答えるか.主に3パターンだと思う.「沈黙しきってしまう正直者タイプ」「確固たる意識を持って卒研に挑もうとしているタイプ」「口八丁タイプ」.さぁ.御社の採用試験を受験している学生はどのタイプだろうか.沈黙タイプは別として,後者2タイプを見抜けるのだろうか.見抜けるわけがない.そうだ.つまり,学生は損をしているのだ.ちゃんと判断してもらえていないかもしれない.これが就職活動の実際であり,最前線なんだろう.信じられない.
そして,早期の就職活動,総じては早期の内々定(内定っていうのか?よくわからん)が学生にどういう影響を与えているか.「就職先が決まったから,あとは卒業するだけ!やったー!」と思うのだ.注意したい.「卒業すること」は簡単なことではないはずなのだ.なのに,就職活動には全力投球する反面,卒業研究には一切の注力がされない.これはどういうことだ.そして,年度末になると必ずこういう輩が現れる.皆さんもご存じだろう.
「就職先が決まっているから,卒業できないと困る!」
そういう現状を作り出したのは誰だ.一体誰だ.博士なんざ,修了(正確に言えば学位取得)できるかどうかがわからないため,そう易々と就職活動を始めることはできない.オレはD3の5月から就活として動き始めたが,Dにしては早い方だったと思う.通常,学位取得見込の6ヶ月前頃から学位申請準備に入るため,その頃からやっとこさ就活の目途が見えてくるものだと思うのだ.そうだそうだ.そもそも,学部生の卒業見込証明書は,4年次の4月にならないと発行されないのに,その前に就活しているとか,どんだけ自信過剰なんだよ.
まとめ:
企業にとっては優秀な学生を早期に確保したいと思っているのだろう.だがしかし,そうやって早期化が進めば進むほど,「優秀かどうか」の判断が難しくなり,あまつさえ「優秀だった」学生ですら堕落する可能性を多分に秘めている.青田刈りのつもりなのだろうが,雑草取りになってはいないだろうか.オレは早期化する就職活動を快く思っていない.
妥当な線だと思う.若干名であるところから考えて,倍率20倍程度だろうか.驚くべきことではないと思うのだが・・・.秋田の教員採用倍率は20.4倍なので,特に驚くに値しないと思う.だから,
背景には博士号取得者の就職難もあるようだ。
のようなミスリーディングは如何だろうか.通常の教員採用倍率だって,20倍を超えているのだから,同水準であり,博士だからどうのこうのという論調は看過できない.
専攻分野では理学・工学系が38人、農学が16人と理系が多く、ほとんどが大学の非常勤職員や研究員、研究補佐員。年齢制限の上限(39歳)に近い30代後半が目立ち、応募書類に「これまでの研究を生かしたい」と書いた人が多かった。
30代後半の応募が多いのは見逃せない.小中学校の現場で,果たして気の利いた授業を行うことができるだろうか.教育に対する意識は大丈夫なのだろうか.「博士です!定職が見つかりません!秋田の公募は願ってもないチャンス!研究しかしてこなかったけど,応募しよう!」といった感じで応募が殺到したのであるならば,それは児童・生徒のためにはならない.秋田県教委はその辺をしっかりと見極めた上で,採用をして欲しい.きっと,初等・中等教育の現場から見れば,教育職に携わっていない博士なんて,とてもじゃないが,使い物にならないと感じるだろう.大学生に授業を教えるように,小学生には授業は教えられない.それは昨年度の経験から,身に染みて分かる.小学校ほど難しい教育現場はないと思う.オレ,「小学校の先生には絶対になれない」と思ったもん.マジで.
まとめ:
優秀なだけでは小中学校の先生は務まらない.教育に対して,強い熱意が必要.小学校の先生の気苦労は見るに堪えない.現状を知ればいいのに!
関連:
秋田が博士を教員として採用の動き - 4403 is written
ヘタレ系DのBlog: 「当たり前」を当たり前にやることがすごい
学生納付特例で2000年7月から現在に至るまで,滞納しているわけです.もちろん,2008年3月まで滞納の予定です.この年金という仕組みは複雑でよく分からない.理解できない.
多くの学生諸君は学生納付特例を適用しているものと思われるが,ここで注意されたい.学生納付特例適用期間であっても,滞納は滞納なので,2年以上滞納すると,追納時に加算額が発生する.オレはつい先日まで知らなかった.どのぐらいの加算額なのかを手元の資料から説明しよう.以下,平成19年度中に追納する場合の保険料額である.
平成9年までしかないのは,過去10年までしか遡って追納することができないからだ.それで,2008年3月まで滞納するとして,オレの総滞納額は一体いくらになるのか.19年度中に支払うという仮定で計算すると・・・
1,306,110円(加算額46050円)
となる.なんぞこれwww.しかも,注意しなくてはならないのは,これは19年度中に支払うという前提であって,給料がもらえないと支払えないから学生納付特例を適用しているわけで,結局,20年度に支払いはじめるとなると,加算額が50,000円の大台を超えるものと思われる.これは正に,国民年金4ヶ月分に相当する.絶望した!
さて,この絶望の世界に希望を見出すために,色々な試算を試みてみたい.
・試算1 滞納分を未納にして踏み倒した場合
年金的に1番ダメそうなケース.これを実施するとどうなるのか.来年度から全て納付するという仮定で,本年度実績に基づいて試算する.学生納付特例期間は受給資格期間に含まれる.よって,受給額から未納分を差っ引くことで,将来の受給額が試算できる.
将来の受給額=年金額*(1-未納期間/受給資格期間)=792,100*(1-93/480)=638,630円
さて,65歳から年金を受給したとして,年額163,570円程度異なる.未納額が1,306,110円なので,約8年を過ぎると損が発生する試算となる.73歳か・・・.生きていそうな気がするなぁ・・・.
・試算2 加算額が無い期間のみを追納して,それ以外を踏み倒す場合
なんとなく損得勘定的に,1番得をしそうなケース.試算1と同条件で試算すると・・・.
将来の受給額=792,100*(1-57/480)=698,038円
追納しているので,未納額は804,150円となる.満額との差額が94,062円なので,約12年を過ぎると損が発生する.77歳か・・・.地味に生きていそうな気がするなぁ・・・.
まとめ:
よく分からない.追納をした方が安全であることは間違いないが,それは社保庁が安全だった場合だ.社保庁も年金も危ないので,リスクを考慮すれば,追納しないという選択肢も現実味がある.もう1つ考慮するべきこととして,年度が切り替わると,追納分の加算額が増えることだ.来年度になると,恐らく6,000円程度の更なる加算額が見込まれるため,可能なら今年度中に追納するべきである.だがしかし.130万も金(あるけど)ないよ!
他にも年金をよく分からなくしているシステムがある.前納割引制度だ.クレカ支払いというものもあり,全く以て理解不能な状態になっている.困った.困ったから,とりあえず,分納しようかと思う.3年分くらいずつなら積めるかな?
この時期になると,どの大学も卒論・修論発表会が立て続けに行われるようで,各所で卒論関連エントリーが書かれています.まとめを兼ねて,エントリー化.
・4年生の卒研発表を見学してきて感じたこと - yuyarinの日記
よく分かっている3年生だ.やはり,東大はスゲーなって印象だが,東大の卒研もそんなもんか,と勘ぐってしまう.たぶん,大したことはなくないと思うのだが,如何だろうか.気になるものを引用.
- 明確な研究目的をもつ
- 自分の研究だけでなく周辺分野について広く知識を持つ
- 類似する研究については深く理解する
- 「実験する時間がありませんでした」とならないように早めに研究を行う
- 書式を守る
- あらゆる質問を徹底的に想定し、それに対する解答をあらかじめ用意する
- 研究内容、指導教員名、自分の名前を初めに名乗る
- 規定時間以内に絶対に終わらせる
- 早口にならない
- 「このようになっています」と文字のスライドを見せない
- 質問されても黙らない
正にその通りだ.卒研だと,研究室で代々受け継がれてきた研究をやることになるかも知れない.その時に,その研究の本質や目的・価値を微塵も理解せずに,「やれっていわれたからやりました」みたいな態度で振る舞う輩は,落としてやりたいと思う.やらされてても,やらされている感を出さずに,さも自分の成果であるかのように振る舞え.そして,これだけは決して言ってはならない.
問題点を指摘されたときに「今後の課題とさせていただきます」と返さない
「じゃぁもう1年やったらどうですか?」と言ってやりたい.卒研を終わらせてから卒業してください.
・卒論発表は試験だから - 発声練習
・レポートをコピペする学生の前提 - 発声練習
・「どんな疑問や目標が求められているのか」という発想を壊したい - 発声練習
・どうやったら卒研を失敗できるか:他人の話を聞くのをやめる - 発声練習
・よい先輩とよい先生は違うみたい - 発声練習
・こういう学生もいるからおもしろい - 発声練習
一連のエントリーだが,大変参考になる.「どうやったら卒研を失敗できるか」については,個別にエントリーを書いています.こういうエントリーを目にして,少しでも意識改革をしてくれたら,卒研はスムースに回るんだろうなぁ・・・.
・なんとか提出 - 身・技・態(浩坊拾遺) - C3140:Qulaxics
・「学問」とは「問いの立て方を学ぶ」こと - 身・技・態(浩坊拾遺) - C3140:Qulaxics
きちんと約束を守るのは当然のことです
当たり前を当たり前にやるのが社会人.その社会人になれるように育て上げるのも,大学・卒研の役目.
実際に「別にもうこれで卒業確定したんだからどーでも良いでしょ」なんて言われてイラッとしたりしたので
事実.でたらめな発表をしても,卒業が確定してしまうという,形骸化した卒研発表会が良くない.舐められている.卒業判定会議を踊らせたい.卒業させるなとは言えないが,それなりの質まで高める努力はするべきだ.能力はどうしようもないとして,意識改革はできよう.新卒採用担当の方々は良く吟味されることをお勧めいたします.売手市場に翻弄されてはなりませんぞ!このような意識の社員で満足ですか?
以下はオレが書いたエントリー群.古いのから新しいのまで,混在でお送りいたします.
・ダメな論文を書く14の方法 - 4403 is written
・質疑応答に上手く対処するコツ - 4403 is written
・どうやったら卒研を失敗しないか - 4403 is written
・ボク,コワイ? - 4403 is written
・2007年度卒論第1版を校閲して - 4403 is written
・ヘタレ系DのBlog: 2007年度情メ卒研発表会
・ヘタレ系DのBlog: 4研究室合同中間発表会
・ヘタレ系DのBlog: 2007年度情理工修論中間発表会
・ヘタレ系DのBlog: レポート・論文の書き方に関する書籍
・ヘタレ系DのBlog: 下らなさすぎるほど当たり前なのに,意外とみんな気付かないけど,ものすごく重要なこと
・ヘタレ系DのBlog: 教育・情報システム論文執筆ワークショップ in FIT2007
みんな知ってる.被はてブ数4600超の「東大で学んだ卒論の書き方★論文の書き方」.卒研に入る前・入った後,修士進学前・進学後に,読みたい,読ませたい.今回は「ダメな論文を書く14の方法」を参考に,IS系卒論の場合を考察してみたい.
途中で印刷して紙の上で推敲しない。
執筆中に指導教員や先輩・同僚には、なるべく見せない。
どこがどう難しいのかを記載しない。
グラフはExcel様のなすがままに、いいかげんに作る。
仕様書に終始する。
理由は常に曖昧に。計画性がなく、思いつきの実験を少ない事例だけで実験したように思わせる。
実験データの評価は曖昧に。
テーマの平凡さを、従来方式のすごさで誤魔化す。
テーマの平凡さを、開発規模のすごさで誤魔化す。
結論は「○○○が重要であることが分った」で締めておき、○○○が何にどうつながるのかは言わない。
結論では、出来なかったことの言い訳を並べる。出来たことの評価は深く考えずに書く。
やりそこなったことを寄せ集めて「これらは今後の課題である」とする。
他人の論文を参考文献に取り上げる基準と理由はテキトーにする。
先輩の成果を書き写して、自分の考えや成果を曖昧にしておく。
ダメな論文を書く14の方法をIS分野に改変
そして,ISでのクリティカルな問題を述べておく.
従来方式とは一切比較することなく,提案方式の素晴らしさのみに終始する.
マッシュアップ系の脆さは異常.
・質問を繰り返す
曖昧な質問には,質問を繰り返して確認する.
質問者「ビール類の売り上げについて考察していますが,ビールじゃないやつはどの程度のシェアになっているんでしょうか?」
回答者「発泡酒についてでよろしいですか?」
必ず,質問者とは異なる語を使って,聞き返す.同じ語を使ってしまうと,お互いの認識の違いに気がつかない可能性がある.これは特に英語の質疑で威力を発揮する.知らない単語は知ってる単語で聞き返そう!
・長い質問は要約する
質問者「大変興味深い研究だと思います.なんちゃらかんちゃら.例えば,○○にも適用ができ,なんちゃらかんちゃら.この方法では××は可能なのかなと思いまして.いや,つまりですね.△△はほげほげかと思うんですが.」
回答者「えー.××が○○に及ぼす影響についてでよろしいですか?」
・複数の質問は答えられるところから答える
複数の質問を一時にまとめて投げてくる質問者がいる.その場合,順番に答えるのが正しいのだが,往々にして,最初の質問は聞いているうちに曖昧になってしまうので,2つめの質問にとりあえず答えて,反応を見つつ,「えっと.1つ目の質問をもう1度よろしいでしょうか」と聞き直すという手もある.正しくは,メモを取りながら聞くべき.メモを取るんだ.写すんじゃない.
・とりあえず何か言う(悲劇パターン3)
これ,1番大事.沈黙しない.何かしゃべれ.間違った回答をし始めれば,質問者や聴講者が指摘してくれる.だが,何もしゃべらなければ話は進まない.終いには質問者が自分理論を語り始めてしまうかもしれない.それは自分の研究の範囲外かも知れないし,的はずれかもしれない.だから,何かしゃべって,主導権は握っておこう.沈黙は負けと同義.負けは卒業不能と同義.つらい攻撃にはとりあえず「あー・・・.なるほどなるほど」とでも言っておけばいいではないか.何か言おう!
・質問への明確な結論を先に示す(悲劇パターン4)
多くの質問に対する回答は「Yes」か「No」のどちらかである.それを真っ先に答える.そうすれば,質問者は同意の発言をしているのか,反論をしているのかを分かった上で,聞くことができる.理解が進む.議論が逸れない.
素晴らしい.大変に素晴らしいエントリーだ.反面教師だ.だがしかし,これらを実践しても,卒研に失敗しない世界があることも事実であり,それが全入時代と呼ばれる昨今であろう.
それにしても,良くできたマニュアルだ.これを完全に実践できる学生が,一体何人いるだろうか.本研究室の卒研生を対象にしても,以下の2点ができていない.だから,ダメなんだ.
決して、不満そうな様子は見せないこと。
欠席の連絡は欠かさずすること。
これが出来さえすれば完璧なのに.
さて,エントリータイトルである「どうやったら卒研を失敗しないか」だ.ここまで素晴らしいエントリーなのだから,この真逆を実践すればいい.しかしながら,真逆を実践したからといって,必ずしも卒研を失敗しないとは限らない.「卒研を失敗しない=留年しない」ということだけに限定するならば,先生,先輩の指示にひたすらに従い続ければよいだろう.だがそれは,卒業が出来るということだけだ.
よく考えてみたい.この「どうやったら卒研を失敗できるか」というエントリーには,強い示唆が含まれている.
タイトルのとおりだけれども、卒業研究を華麗に失敗するための有力な方法は「他人の話を聞くのをやめる」。かなり効果的なのでお勧め。
つまり,自分1人では何をしても上手くいかないということを示唆している.これはあらゆることにおいて正しいと思う.いつだって努力するのは自分自身だが,それは自分1人の力だろうか.先人の知恵を使わなかったか?文献を当たらなかったか?
どうやったら卒研を失敗しないか.それは「協調すること」だと言いたい.協調するのであって,馴れ合ったり,依存したりするわけではない.お互いが協調しあうんだ.シナジーだ.
我々の間にはチームプレイなどという都合のよい言い訳は存在しない.必要なのは,スタンドプレーの結果として生じるチームワークだけだ.
酒呑みとして,名言の1つも蓄えておかないといけないかなと.気になる名言を以下に抜粋.
69 呑んべぇさん :2007/03/10(土) 22:07:44
「酒を飲むと死ぬ。
しかし、酒を飲まなくとも死ぬ」
イングランドのパブ看板より
317 呑んべぇさん :2007/12/24(月) 09:34:27
伊藤政則氏の名言
「酒を飲むために酒を我慢する」
これは・・・.全国大会なので仕方がないとはいえ,ごちゃ混ぜすぎでは??
オレは14日と15日に参加します.発表はしませんが.共著者に入ってるので,どこかにいると思います.興味があるイベントは全部13日か・・・.困ったわん.
14日は卒研発表会だった.詳しくはヘタレ系DのBlogをご覧下さい.随時更新します.朝から夕まで,あっちこっちのセッションをハシゴしまくっていたのですが,そんなボクの様に,教え子のかわいこちゃん(死語)から賞賛の声が!
コワイですよ~
あれ!?賞賛じゃない!!言われたのがCセッションからの移動中だったので,C11-C13の発表に関してだと思うのだ.じゃぁこれらの発表で,オレはどのような質問をしたのだろうか.
C11に対して
画像サイズのばらつきが問題点としてあげられてますが,評価実験では拡大率70%しか行っていないのは何故ですか?
FAR=0.12とFRR=0.13ということですが,他の指紋認証はどの程度の認証精度ですか?
C13に対して
skewの違いでホストの識別が可能なのは分かったが,どのようにして攻撃者のskewを計測するのか?
攻撃ホストはIPを偽装してアタックしてくると述べているが,どのようにして攻撃ホストの真なるIPを特定し,skewを計測するためのリクエストを投げるのか?そもそも投げられたとして,返事は期待できるのか?
えっと・・・どの辺がコワイですか?至って優しいですよね?その後,3年生にはこう言われた.
来年の発表で良かったー
ぇぇ!?何のために発表するの??
質問されない=聞き手は興味ない=卒研としての価値無し=卒業不能
でしょ?研究内容もさることながら,質疑応答の方が重要だと思うのだが,如何なんだろうか.
勉強させてください.SCIS2008で発表されたUKのδ方式についてです.δの決定方法が分かりません.GoogleDocsを利用して説明します.どなた様か,御教示下さい.
根本的に激しく間違っていたり,単なる知識不足で恥をかきそうなときは,即行でエントリーごとなかったことにしますので,そういうご連絡もお願いします.よろしくお願いいたします.
uk.javaをダウンロード(mod φ(n)適用しました200802150055)
200802150055追記
mod φ(n)にしました.でも,上手くいかないところがあります.どこが間違ってますか><数学的な証明は不勉強のために,通じない可能性が高いですが.
更新履歴:
初版:200802112306
第2版:200802150055
だいぶ出遅れてしまったが,気になる話題なので,書いておく.秋田県が博士号取得者を対象に,公立小中高の教員として採用しようという動きがある模様.しかも,2月1日から応募が始まっている模様.〆切は15日まで.
個人的な感想を述べるならば,これはやっちゃいけないと思う.教員免許所持者を対象にするべき.教育観のない人を常勤教員として配置してはダメだと思う.せめて,非常勤にして,各校を順繰りに回る程度だろうか.小中高の教員はそんなに楽な仕事じゃないし,初等中等教育がなんたるかを知らない人を現場に配置するのは疑問を禁じ得ない.
最先端の知識を教育現場に伝えることで、児童、生徒の知的好奇心を高め、授業の質向上にもつなげる狙いだ。
それを期待するなら,特別講師のような位置付けで,順繰りに各校を回るべきだろう.1つの学校に常勤しても,大した活躍ができないものと思われる.理科補助教員として勤務したオレの経験が,間違いないと言っている.
根岸均県教育長は「必ずしも名選手は名監督ではなく、リスクがある」などと難色を示した
正解!それは大学の現場でも同様であると思うのだが,何故に浸透しないか.学科に1人くらいは教育専任の教員が居てもいいと思うのだが,如何だろうか.そのために,大学もTT(講座制ではなく)を取り入れてみては,どうなのだろうか.ダメだろうなぁ・・・.
「高度な専門知識」によって子どもたちの知的好奇心や学習意欲を喚起し、授業の改善にもつなげようという狙いは分からないでもない。だが、目的も職務もやや抽象的で、公教育になぜ博士号取得者が必要なのか明確なビジョンがよく見えない。「高度な専門知識」を有するのは何も博士号取得者だけに限らないし、それを義務教育という段階でどう生かせるのか具体策を検討する必要もあろう。
真っ当な言い分過ぎて,博士涙目.反論できない.博士の中の人から見ても,何故に博士限定なのかは理解できない.教員として採用せずに,別の役職(教育補助員とか)で雇用して,各校に派遣するのがベストだと思うのだが・・・.
大学院に進学していない者には学部卒と大学院卒にそこまでの知識の差があるのか分からないが、県教委の言う「知的好奇心を高め、授業の質を向上」させることはできるものなのか? 現役の高校教師はこの選考の効果に対して懐疑的だ。
何故に博士号取得者の話をしているのに,修士まで含めてしまったのだろうか.まぁいいか.誤解がないようにハッキリと述べるならば,学部卒と院卒の知識差は圧倒的であるといわざるを得ない.そして,博士となれば,それはそれは無駄知識の宝庫といわざるを得ないくらいに,圧倒的な知識量を持っている.間違いない.だが,県教委の言い分は懐疑的だ.その点は賛同する.授業の質を上げるのに,知識は必要だが,それだけでは十分ではない.博士はどれ程に活躍できるだろうか.
「まぁ、不勉強な教師が多いですから最先端知識を持つ人間が教育現場に立てば、という意図は分からなくもないですが、最先端知識だろうと授業の雑談のネタ以上の用途はないですよ。それだったら何も博士号の保有者に限定するよりも社会人に限定したほうが社会を知っている分、子供たちの役に立ちそうな気がするんですけどね。
私も大学院を出てから教師になりましたが、今は大学院拡充政策の後だから博士号と言っても昔のような価値はないですし、数が異常に増えた博士号保有者の救済策に見えます」。
この発言は誰の発言だ?これが教育現場の発言だとしたら,この現場は死んでいると思われる.最先端知識が初等中等教育の現場で雑談のネタにしかならないのは当たり前であって,雑談のネタすら持たない教員が教育の現場を腐らせていることに,何故気が付かない.教育で重要なのは好奇心の育成であって,そのために雑談があるんじゃないのか?そのための脇道トークじゃないのか?勉強するだけなら,塾にでも行ってろってんだ.オレの学部時代なんて,トークが面白い先生を優先的に受講していた.そのくらいに,雑談は重要だ.授業中の脇道トークを軽視する教員はダメだね.どんどん突っ込むが,博士限定がいいことだとは思わないが,社会人限定もダメだと思う.博士を入れなければ,大学院や博士課程の現状を誰が伝えるんだ?社会人は社会を知っている,博士は博士課程を知っている.その程度の差しかないのに,社会人の方が役に立つとは,技術立国日本の崩壊を象徴する発言だ.こういう無関心さが教育現場の根底を崩壊させているのだと思う.思想汚染だ.そして,最後の1文は正に無知の極みと言える.この程度の小規模な施策で,漂流する博士は全く救えない.まぁ,イマドキの現役高校教師なんて,こんなもんですかね(皮肉).
まとめ:
全国に普及しそうな気がするけど,あまり期待していない.効果が出たら,スゲーって絶賛する.そんな程度の期待感.
関連:
秋田県:公立小、中学、高校の教員に博士号限定の特別選考 - 毎日jp(毎日新聞)
博士号取得者限定教員試験 懐疑の声あるも一部に朗報 - Ameba News [アメーバニュース]
さきがけonTheWeb|「博士」の教員採用 明確な位置付けが必要
マスゴミの報道がクズすぎて,イライラする.国民を騙し空かしてやろうという気概しか見えてこない.報道は真面目にやれといいたい.特に,古館なアサヒ.事実を分かりやすく伝えろ.
上記が吊し上げ記事だ.この記事を読んで,なんとも思わない人は,既にマスゴミの数字のマジックに騙されている.まず見ていただきたいのは表だ.ここにはジクロルボスが検出された商品の回収地とその量などが書かれている.ここでジクロルボスの含有量はppmという単位で表現されている.ppmって,なんだと思わないだろうか.化学を習ったことがある人ならわかると思うが,ppmは比率だ.
ppm(パーツ・パー・ミリオン)は、100万分のいくらであるかという割合を示す単位。主に濃度を表すために用いられるが、不良品発生率などの確率を表すこともある。「parts per million」の頭文字をとったもので、100