「さすがにここまでくるのはもう数年先のことだと思ってました」「しかもソースコードまで配布されるともうやってられませんねー」「マーカー系AR研究者全員涙目じゃんw」「それなんて俺wwサーセンwww」
『攻殻機動隊』『電脳メガネ』どころではない拡張現実感技術の現在 | 王様の箱庭
これはすごい!すごすぎて噴いた.いつの間に,こんなに進んでいたんだ.
オレはこの分野の研究者ではないわけだが,ARToolKitなるツールを利用することで,簡単にARで遊べることを知り,D3前半はそれで一時期遊んでいたわけです.2007年度3年ゼミ説明会で,オレは(研究室の研究テーマと全く関係がないのに)ARを使ったデモをやったり,「これからはARの時代だ」などと述べたわけです.そんな話を聞きつけたVRの研究をしている研究室のM1君に「ウチはARとVRの両方を使ったMRですから.ARなんて,プw」のように言われたような被害妄想なわけですが,ホラ見ろ!って感じ.ARの基礎技術が大変なことになり始めている.
この技術の本当のすごさは分野の研究者に任せるとして,利用者の立場からして何がすごいって,マーカーが不要であること.ARToolKitを使って遊んでいたときも,マーカーの作成が面倒だった.オレに言わせれば,メタセコイアを使った3Dオブジェクトの作成に挫折したわけだが・・・.そして,あれだけのトラッキングをリアルタイムで実行していることもすごい.ARToolKitで遊んでいたときは10体程度で動作が怪しくなってきたような記憶がある.マーカー系だというのに・・・.
この技術に関する論文は作者のサイトで公開されている.そして,ソースコードの公開も近いうちに実現されるようだ.オレにとっては,新しいおもちゃが1つ増えそうだ.