ARES2010~はじめての乗継

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飛行機で出かけるには主に2種類の移動方法があります.直行便と乗継ぎである.直行便はその名の通り,出発地から飛び立ったら,目的地までひとっ飛びです.普通これですよね.対して,乗継ぎとはその名の通り,出発地から目的地までの間に1つまたは複数の経由地を経て移動することです.今回ポーランドに向かうに際して,直行便がなかったので,乗継ぎで向かうことになりました.これは国内線・国際線を含めて,人生初の乗継ぎになります(嘘です.実は高校生の頃に行った旅行では乗継いでいたかと思います.ただ,ツアー型なので,何も考えていないです).国内線ですら乗継いだことがないのに,初めての乗継ぎが国際線とか,どんだけハードル高いの!

まずは往路.往路は成田空港発フランクフルト経由クラクフ行きです.具体的な便名で言えば,LH711でフランクフルトに行って,LH3358でクラクフ入りです.LH711便は14:05着でLH3358は16:20発なので,フランクフルト空港で2時間程度の乗継ぎになります.

フランクフルト空港はさすがはヨーロッパのハブ空港だけあって,めちゃくちゃでかいです.ハブ空港だけあって,着陸前から主要な乗継ぎ便の案内が流れていました.また,地上に降りてからも,わかりやすくできていました.というか,ほとんどが乗継ぎ・・・.インフォメーションパネルから自分の乗継ぎ便のゲート番号を調べます.主にはAなのかBなのかが重要です.ゲートが判れば,あとは案内板に従って,ゲート方向に移動していくだけです.途中に入国審査とセキュリティチェックがあります.何か話しかけられたら,頑なに「斉藤寝具」と答えればいいと思います.なお,フランクフルトのセキュリティチェックが厳しかったです.ビジネス用のベルトでもなりました.信じられなーい!

ここまで来れば,搭乗手続きが完了して搭乗待ちをしている状況になります.預けた手荷物はピックアップの必要はありません.勝手にフランクフルトで積み替えられてクラクフ行きに載せ替えられるはずです.運が悪いと,この辺りでバゲージロストします.今回はロストしませんでした.よかった~.

こうして,初めての乗継ぎは成功に終わりました.

さて復路.復路はクラクフ発ミュンヘン経由成田行きです.具体的な便名で言えば,LH3335でミュンヘンに行って,LH714で成田に帰国です.この復路が変則的で,LH3335は18:20にミュンヘン着です.LH714は15:40にミュンヘン発です.あれ?乗れないですよね,常考.でも,乗継ぎというのは経由地の滞在時間が24時間以内であればいいようです.これが24時間を超えると途中降機になります.それはそれとして,乗継ぎ扱いにしつつも,ミュンヘンで一泊を過ごすことができるプランです.ドイツも約20時間満喫しちゃう!

ここでトラブル!途中降機ではなく乗継ぎなので,基本的に預けた荷物はミュンヘンで出てこずに成田に送られます.往路と同じですね.でも,今回はミュンヘン泊をするので,これではまずいですよね?まずいです.完全にまずいです.というのが,全く伝わってませんでした.というか,「ミューニック トゥ ナリタ?」って訊かれたから「イェース!」って答えたんだけど,これがまずかったみたいで,荷物を成田に送っていいのか?って質問だった模様.わかんねーよ!というわけで,教訓.向こうが言っていることがわからなくて,こっちが主張すべきことがあるときは,アグレッシブに言うべし.向こうの言い分に乗せられずに,主張するべし.べしべし!

なお,このトラブルは同行者のZさんの超英語力で解決されました.お手数をおかけしましたm(__)m.

まとめ:
24時間以内ならば乗継ぎ.乗継ぎ中にどっかに行ってしまうことも可能みたい.手荷物に1日分くらいの生活雑貨を詰めておくと,バゲージロストにも対応できて良いらしい.なるほど.ためになります.

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