7月22日から23日まで東京国際フォーラムで行われていた日立uVALUEコンベンション2010に行ってきたので,それについて書いてみる.
午前中,というか朝一で,GazoPaのセミナーを聴いてきた.GazoPaっていう発音ははじめて聴いたかもしれない.オレは単に「ガゾパ」と読んでいたけど,セミナーでは「ガゾーパ」と発音されていたような気がする.オレはTC50でGazoPaを知っていたけど,日本での認知度は意外と高くないらしいです.しかも,日本語でちゃんとしたプレゼンをするのははじめてとか.そうだったのか・・・.
セミナーの内容は聞きに来た人だけの特権として,詳細は説明しません.ここでは,新サービスのGazoPa AnswersとGazoPa Styleの紹介を簡単に.この2つは今週サービスインしたばかりで,毎回GazoPaの新サービスを取り上げている本ブログにおいても,まだ取り上げられていません.取り上げていない理由は簡単で,学期末でてんてこ舞いだからです.8月になって落ち着いたら,個別にエントリを書きます.Answersは画像による「これなに?」や「これどこ?」を実現するサービスです.現段階ではユーザを介する形で,画像投稿型Q&Aサイトのような振る舞いになっています.個人的には期待の斜め下を行っています.これは今度書きます.Styleはウィンドウショッピングをした際に見つけたオシャレな洋服(ただし女性もの)を写メっておいて,それをGazoPa Styleに投げることで,amazonやebayから類似の商品を見つけることができるというもの.類似画像検索の機能が活かされていると思います.類似のサービスにはViewサーチ北海道を楽天に適用したやつが近いかなっと.方向性が違うんですけどね.これも個別エントリを書くときに詳しく.
セミナー後には名刺交換をさせて頂いて,少しお話しできました.「画像アップロードして下さい」って言われちゃいました.多くのユーザが使わないとなかなか性能が上がっていかないんですよね.わかります.善処します.
午前のGazoPaを聞き終わった後は,会議のために一旦職場に戻って,15時頃から展示会を見学するために,再び会場へ.
富士通は例年参加してるけど,日立ははじめて参加したのだが,似てるようで全然違いました.日立の方がサービスの領域が広いです.しかしながら,その所為か,会場に所狭しと展示が展開されていて,ちょっと狭苦しいです.展示スペースが狭いので,各展示に説明員がいるとすると,それだけで人が一杯になってしまいます.ゆっくり見て回るという雰囲気ではなかったです.どうにかならないのでしょうか.それから休憩ゾーンでのサービスも差がありました.富士通はフリードリンクなのに対して,日立は特になにもなかったです.それからネームストラップに名刺を入れるのですが,日立グループの関係者ばかりのような気がしました.余所は余所,ウチはウチ.他社と比べることではないですね.
結局,展示は眺めて回る程度に留まったんですが,1つだけ妙に気を引かれたデモがありました.インクジェットプリンタのGravisです.インクジェットといっても,年賀状を印刷するようなものではなく,例えば,缶ビールの底にある製造年月日などを印刷するプリンタです.これがすごいw.デモでは上からカラーボールを落として,印刷するというもので,本当に落下している間に印刷されてしまうという,デモとしてのインパクトはすごかった.おかげさまで人だかりができまくり.最前列まで行くのに時間がかかったぜ.
まとめ:
富士通フォーラムと日立uVALUEコンベンションはイベントとして似ているので比べてしまいましたが,圧倒的に富士通の方が良いです.特設サイトのわかりやすさも,会場の居心地も.今回はGazoPaを聴きに行くという明確な目的がありましたが,来年は行かないかも・・・.