Wireless Notebook Presenter Mouse 8000

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Officeを買わなくちゃいけなかったんだけど,別にマウスが欲しかったわけじゃないんだ.「Office2007Proに今ならマウスがセットでお買い得です!」って,生協のお姉さんが猛プッシュするので,マウス付きにしてみた.値段がマウス無しと同じなので,損はしない.「じゃぁ,それでいいです」って展開.

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どうでもいい話だけど,ソフト一覧に,Input Method Editorって書いてあるんだ.何だと思う?日本語入力のIMEのことなんですよ.略語が当然になっているものを正式名称で書かれると,ハッとするぜ.

中身はこのような感じ.

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Bluetoothらしいです.以前使っていたやつがRFタイプだったので,通信可能距離が短くなるけど,BTでも10mは届くらしいので,実質的に問題がないと思う.マウス自体は右のプラケースに収められ,ブリスタパッケージの中でクルクルと回転していて,見せ物風味・・・と見せかけて,このプラケースは見せ物ではなく,収納としての機能も果たします.

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これはナイスアイディア.ケース底にBTレシーバが格納でき,ストラップ(写真右端)もついて,携帯性に優れています.モバイル用途ではこういう小さな気遣いが嬉しいですね.ただ,ハードパッケージよりは,ソフトパッケージの方が便利だと思います.っていうか,ブリスタパッケージの開けにくさは異常.手を切るぜ?

このマウスはプレゼン機能が付いているらしい.その機能は主に背面に集約されている.

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見て明らかだが,この通りだ.左矢印は前に,右矢印は後ろにページを送る.スピーカマークは音量調整,中央下はプレゼンモードで画面をブラックアウトさせるボタンだ.注目すべきは中央上のボタン.これはレーザーポインタのボタンだ.赤色レーザポインタの機能を有しており,これだけでプレゼン時に必要な十分な機能を有している.GJと言わざるを得ない.前面はチルト付きホイール(カリカリ感なし)に左右ボタン,それから第2の左右ボタンが付いた5ボタンマウスである.さらに,プレゼンボタンが付いており,これによってプレゼンモードと通常モードを切替える仕様になっている.なお,プレゼンモード時において,第2左ボタンをクリックすると,インクモードになり,画面に書込みができるようになっている.使わないので分からないが,便利なのかも知れない.

全体的な使用感について述べる.プレゼンモードにおける背面ボタンの使いやすさは必要十分.多少持ちにくい気もするが,その辺は慣れだと思う.レーザポインタとページ送りを1つの装置でこなせるので,スマートにプレゼンが行えそうだ.早速,木曜日に使ってみようと思う.

単純なマウス機能は及第点だ.左右ボタンのクリック感が妙である.従来使っていたマウスが「ここを押せ!」と言わんばかりのいわゆるマウスな形をしていたのに比べ,このマウスはシームレスなデザインとなっており,ちょっと違和感を感じる.しかも,たまにクリックミス(押せてない)があるのは気に掛かる.慣れの問題か?ホイール関係は最悪だ.このコリコリ感がないホイールはイライラする.スクロール量がさっぱり把握できず,使いづらいことこの上ない.みんなは使いやすいと思っているのだろうか.チルト機能付きのマウスを使うのも初めてなのだが,これもダメだ.左右方向のチルトをしようと思っても,必ず上下方向のスクロールがでてしまう.上手く操作できない.ホイールがコリコリタイプだったら,上手く操作しきる自信がある.難しいぜぇ.

まとめ:
モバイル用途かつプレゼン利用が前提であるなら,なかなかに使いやすい商品である.特に,レーザーポインタを内蔵しているので,プレゼン時には大変便利であると思われる.値段相当・・・だろうか.もう一声欲しい気もするが.

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