今日もWiMAXのモニタ活動をがんばってみる.今日は靖国神社周辺の電波状況と通信速度の測定を行います.通信速度の記録方法はGIGAZINE手法を採用しました.ソフトウェアはFFFTP 1.96dとTCP Monitor Plus 2.07,ダウンロード先はaistのringサーバ,ダウンロードファイルはFedora10のDVDイメージにしました.サーバがボトルネックにならないように,帯域測定を事前に行いました.無線LANによる測定では,aistのringサーバは2MB/s程度の速度が出ていることを確認しました.
・測定1 田安門→靖国神社境内方面
田安門側から靖国神社境内に向かって真っ直ぐと徒歩で移動しました.田安門での接続状況はバリ2でした.WiMAXの接続ソフトではバリ5まであるので,電波状況は芳しくありません.
結果はこのような感じで,計測開始から100秒程度で,通信が途切れた模様です.100秒だと,田安門から入って,大鳥居をくぐって,大村益次郎像に着くまでの間あたりです.大村益次郎像の前で確認したときには,切断されていました.通信速度は線形的に落ちています.電波状況が悪くなる方向に歩いたようです.その後,境内まで歩きましたが,通信は確立できませんでした.
上の写真は神門から境内方向を撮影したもの.圏外です.
・測定2 靖国神社南門→田安門方面
南門から靖国通りに出たところ,接続が確立されたので,再度測定をしてみた.南門から靖国通り沿いを田安門方面へ移動した.
なお,南門で接続されたときの電波状況はバリ2です.
55秒の記録が急に落ち込んでいるのは特異点とすれば,緩やかに落ちてます.通信が途絶したのは,千鳥ヶ淵にある四季の路が見えてきたあたりです.
まとめ:
靖国神社周辺の電波状況はよくありません.バリ2程度です.UQのサービスエリアを見ても斑模様なので,安定的には使えないようです.しかしながら,通信速度は682KB/sなので,約5Mbps出ています.どんな通信を期待するかによりますが,ボクにとっては現環境がb-mobile 3Gなので,数Mbpsも出るのであれば十分です.
なお,最初の図で,青透過色で塗られている部分が,今回の実験で通信が確立できた場所,茶透過色で塗られている部分が,今回の実験では圏外だった場所です.