教育社会学('07) 第10回

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いよいよ第10回になりました.第10回は「教育改革と公教育問題」です.いわゆる「ゆとり教育」云々という内容.まずは定義から.ここでいう教育改革とは以下の通り.

一国の教育構造や学校体系のあり方そのものに加えられた大幅な変革を指す概念

教育社会学 p.140-141

さて,前半は教育改革として6・3・3制の見直しや非教員出身の校長任用について説明している.中盤では中曽根内閣の臨教審から始まり,歴史的,政治的,経済的背景から教育改革を説明している.後半にかけては「ゆとり教育」が実施された背景を説明しながら,TIMSS2003の結果とPISA2003の結果を紹介しつつ,現状の問題点を整理している.

特に真新しい収穫はなかった.

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