みんな大好きUbuntuの最新版である10.10がリリースされました.まぁ,10.10はLTSではないので,サーバ用途の人は積極的にインストールする必要はないと思いますが・・・.というわけで,VMwareにDesktop版を入れてみました.
10.10の主な変更点はこちら.
- Linux kernel 2.6.35
- GNOME 2.32, KDE 4.5.1, Xfce4 4.6.2
- インストーラの改良
- 写真管理ソフト F-Spot が Shotwell に置き換えに
- Netbook Edition では Unity インタフェースの採用
- ソフトウェアセンタの改良(履歴機能、注目ソフト、新着ソフト、商用ソフトの購入)
- Ubuntu フォント (ラテン・キリル・ギリシャ文字などを含む)
- Ubuntu One の改良
- iBus 用の tegaki, Mozc パッケージの追加
この中で特に目に付いたのが,インストーラの改良である.インストールしてみればすぐに気がつくだろうが,なんで今までこうなっていなかったのかとさえ思う.
Ubuntuは以前より,ほとんどの設定を自動で行ってくれるので,せいぜい言語と地域とユーザ情報程度を入れるだけなのだが,その入力中に裏側で,ファイルコピーが進行します!そうです.ユーザの入力待ちの時間は無駄なので,裏でインストールが勝手に進行しています!素晴らしい!これで,インストールに要する時間は大幅に短縮されます.
どうでもいい話ですが,MuseのResistance押しです.
Mozcはibus-mozcでインストールできます.簡単ちん!辞書はGoogleIMEバリの変態辞書ではないようです.Mozcはあの変態辞書は使えないってどっかで聞いたような気がするし・・・.
まとめ:
「はじめてLinuxに挑戦するよ!」って人や「Ubuntuはデスクトップとして使ってます!」って人は積極的に導入してみても良いんじゃないでしょうか.特に,使ってみたいって人は,CDからのLiveブートで手軽に試すことができるので,お試しあれ.サーバ用途の人はLTSじゃないので,その辺は考慮の上でゴニョゴニョ.