IPSJ70原稿投稿〆切日

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15日は全国的に情報処理学会第70回全国大会の原稿投稿〆切だったわけですが,ここ1週間にヘタレ系DのBlogを訪れる学校関係者の方々が多いこと多いこと.主な検索フレーズとしましては,「tex 情報処理学会 全国大会」「スタイルファイル 情報処理学会 全国大会」などなど.みんなTeXが好きなんだね.正に,学会員ホイホイ.

そんな当研究室でも2件ほど発表するようで,何故か両方共に共著者として名前が連ねられているので,校閲が回ってきたりするのです.校閲をすること自体は全く持って構わないのですが,それが指導教員の校閲よりも後に回ってくるとか,〆切前日に送られてくるとか,あまつさえ〆切当日に渡されるとか,どんだけーですよ.

指導教員よりも後に校閲が回ってくるって,オレはどうすればいいんですか?オレが後から赤を入れるなんて,指導教員全否定になる可能性があるわけで,どう考えても順番がおかしいと思う.普通は研究グループ内→いれば直属の院生→必要があれば,さらに上位の院生→指導教員,と回るべきだと思うのだが,如何だろうか.初稿を指導教員の校閲に回すなんて,どれだけ失礼なことか分かっているのだろうか.ただですら「忙しい忙しい」と口癖のようにいう指導教員なのに,さらに仕事を増やしてどうしたいのか.すんげー暇そうにしているオレがみんゴル2ポータブルをやって待機しているのに!

そんなこんなで,前日や当日に出てきた原稿を真っ赤にするにはしたんですが,誰も校閲結果を聞きに来ない.これは学会原稿に限らず,卒論の予稿でも同じである.真っ赤になった原稿があることに意味があるのだろうか.走り書きで「わからない」とか「未定義」とか「おかしい」とか,そんなコメントしか付けていないのに,一体,何が分かるのだろうか.そういう意思疎通が全く取れないやりとりを何度も繰り返して,「聞きに行かなくちゃいけないんだ」とやっと気付く人もいたわけだが.

結局,投稿〆切後に「これで投稿しました」と原稿を渡されたわけだが,指摘した箇所が直っていなかったり,新しく誤字が増えていたりで,かなりガッカリ.英文タイトルと英文所属が間違っていることを指摘したら,「英語なんて誰も読まないですよ」と言っていたが,とんでもない勘違いだと思う.刊行物だから,この誤りは半永久的に残る.嫌味なライバルがこれを見つけてきて「ぷっw英語も書けないのかよ」とか言ってきた日にはグーパンチだと思うのだが・・・.

まとめ
論文は注意深くしっかりと書く.論文は書いたら終わりじゃなく,校閲まで含まれる.卒論や修論はこの轍を踏まないように,頑張る.

プロフィール

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