みんな知ってる.被はてブ数4600超の「東大で学んだ卒論の書き方★論文の書き方」.卒研に入る前・入った後,修士進学前・進学後に,読みたい,読ませたい.今回は「ダメな論文を書く14の方法」を参考に,IS系卒論の場合を考察してみたい.
途中で印刷して紙の上で推敲しない。
執筆中に指導教員や先輩・同僚には、なるべく見せない。
どこがどう難しいのかを記載しない。
グラフはExcel様のなすがままに、いいかげんに作る。
仕様書に終始する。
理由は常に曖昧に。計画性がなく、思いつきの実験を少ない事例だけで実験したように思わせる。
実験データの評価は曖昧に。
テーマの平凡さを、従来方式のすごさで誤魔化す。
テーマの平凡さを、開発規模のすごさで誤魔化す。
結論は「○○○が重要であることが分った」で締めておき、○○○が何にどうつながるのかは言わない。
結論では、出来なかったことの言い訳を並べる。出来たことの評価は深く考えずに書く。
やりそこなったことを寄せ集めて「これらは今後の課題である」とする。
他人の論文を参考文献に取り上げる基準と理由はテキトーにする。
先輩の成果を書き写して、自分の考えや成果を曖昧にしておく。
ダメな論文を書く14の方法をIS分野に改変
そして,ISでのクリティカルな問題を述べておく.
従来方式とは一切比較することなく,提案方式の素晴らしさのみに終始する.
マッシュアップ系の脆さは異常.