何故ブログを書くのか

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Clip to Evernote 何故ブログを書くのか

理由その一:知的生産性をあげるため

理由その二:自分の研究や活動、そして、それを生み出すプロセスを、いろいろな方々に、知ってもらいたいです

理由その三:自分に関連が深い仕事に、すぐにつながる可能性があがる

理由その四:ブログを通して「人がつながること」がなぜか嬉しい

理由その五:志の高い人々と一緒に仕事がしたい

NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 : 「大人の学び」を科学する: なぜ、ブログを書くのですか?

ブログ(≠日記)を書いている人は,多かれ少なかれ,上記のいずれか,または複数に該当するのではないだろうか.オレにとっては,その一とその二が該当します.その三とその五はそうあって欲しいとは思うけど,オレ如きが何を言っているんだと.

「ブログだから」と軽視する人たちがいるわけだが,「ブログ」というツールが悪いのか?オレはブログ全盛以前においても,静的なHTMLで開発記をつけていた時期がある.ブログというパブリッシングツールは,マークアップに気を配らずに,情報配信にだけ注力でき,そういう人から余分な負担を多く取り除いた.

ブログの時代は終わった

などというナンセンスな主張を見かけるが,鵜呑みにしてはならない.終わったのは「ブログで日記を書く」流行だ.ブログはあくまでパブリッシングツールだ.今のところ,情報を積極的に不特定多数に発信しようと思ったとき,ブログほどに便利なツールは思い当たらない.つまり,何が言いたいかと言えば,日記はパブリッシングされるべきものではなかったということだ.

そういう意味で,最近は(最近か??)mixiやらモバゲーやらが流行っているそうだ.mixiはなんとなく惰性のような気もするけど.モバゲーはナウなヤングにバカウケらしい(死語).それから,何が面白いのかわからないけど,プロフってのも流行っているようだ.自分を知って欲しいということなんだろうけど,プロフだけだとコミュニケーションがとれないし・・・.いや,使ったことないから,どうなってるのかもわからないんだけど・・・.

だから,ブログですよ.ブログならコメント欄もあるし,トラックバックもあるし,メールでの連絡だって可能.携帯電話からでもPCからでも,見れるし.オレはね.ブログは情報発信する場であるとともに,議論する場であれと思っているんです.議論するとなると,コメントかトラックバックになるわけだけど,トラックバックは相手がトラックバックを打つ仕組みを持っていなければならないし,コメントは議論するにはあまりにも貧弱なシステムである.はて困った.何か良いツールはないのだろうか.

オレはブログ(≠日記)を書くことを強く推奨している.「こんな下らないこと」って思うようなことでも,誰かの役に立つかもしれない.現に,「ちょっと調べればわかるだろう」というような内容でも,それを必要な単位でまとめておくと,案外ググられてくることが多い.トラブルに遭遇したときに,その解決方法をまとめておくと,多くの人の役に立つ.エラーメッセージをそのままググると解決方法が見つかる世の中って,素晴らしいと思いませんか.普段は何気と気にも留めていないようなことも,文字として目にすると,気づかされたり再確認したりするものではないですか?

まとめ:
ブログはパブリッシングツール.役に立つとか立たないとか,そんなことを気にして書かずに,とりあえず書いておく.必要とされる情報はグーグル先生が導いてくれる.情報は広くに伝わるように.

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