2008年版の世界大学ランキング

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この前,実家に帰った際に朝日新聞で見かけて,取り上げようと思っていたのだが,全然asahi.comに出てこないので,真面目に探してみた.asahi.comからは見つけられなかったが,他所で見つかったので取り上げる.

国際的な高等教育情報機関である英・Quacquarelli Symonds(QS)はこのほど、2008年版「世界大学ランキング」を発表した。1位は前年に引き続き米ハーバード大学。米イェール大学は、前年2位 に並んでいた英ケンブリッジ大学、英オックスフォード大学をそれぞれ3位、4位に従え、単独2位に立った。

(中略)

一方、日本の大学では東京大学が前年17位から19位にランクダウン。京都大学は前年と同じ25位に入り、大阪大学が46位から44位に順位を上げた。また、東京工業大学が前年90位から61位に大きくランクアップした。

英QS、2008年版「世界大学ランキング」を発表 - 東大は19位にランクダウン | ライフ | マイコミジャーナル

全ランキングはここで見れる.東大・京大・阪大は順当だと思われる.東工大の躍進も納得できる.この辺は全く異議無し.海外の大学はよく分からないのだが,このランキングに名を連ねている日本の大学は順当に感じる.前回紹介した本当に強い大学ランキングよりも,こっちの方が実際にあっていると思う.まぁ,見ている指標が違うから,比べても意味がないけど.

ちなみに,出身校・現所属校の双方共に,Top500にランクインしている.嬉しいことだ.特に,出身校は本当に強い大学ランキングではTop100に入っていないにも関わらず,世界大学ランキングではTop500に入っている.これがどういう意味を持つのかということについては述べない.指標の違いとしかいえない.日本人が日本の大学をランキングするときに,実態にそぐわない強力なバイアスがかかっていると思う.大学のランクは入試偏差値では決まらないということですね.大学のランクを判断するべきは,入口ではなく,出口でしょう.

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