IC3グローバルスタンダード3

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5月12日の笑ってコラえての日本列島検定試験の旅でIC3という世界共通の資格試験があることを知ったので,資格マニアとして勢いで受けてきた.IC3とは以下のように説明されている.

IC3(アイシースリー:INTERNET AND COMPUTING CORE CERTIFICATION)は、今まで漠然と判断されてきたコンピュータやインターネットに関する基礎知識とスキルを総合的に証明できる世界共通の資格試験です。 2002年2月にアメリカでスタートし、日本では同年11月より開始。現在では世界110か国以上で実施されています。

また、IC3はCompTIAやACE(アメリカ)、OCR(イギリス)公認の資格であり、国際的にも信頼性の高い指標として評価されています。

IC3 IC3とは

よく考えずに勢いで申し込んでしまったので,今となってみれば後悔の塊である.この試験はレベルが低すぎる.CompTIAに評価されているという時点で,CompTIAよりも格下の試験であることに気づくべきだった.gooのIT関連資格取得難易度分布表を見ても1番下である.この表での最高難易度の資格を持っている人間が受けるものではなかった.実に悔しい.学割を使っても3科目で12600円だというのに・・・.しかも1日丸々使うなんて・・・.

それはそれとして,申し込んでしまったので受験してきた.受験地は有楽町のOTCです.パソコン教室みたいでした(通ったことないけど).3科目一括受験なので,朝から夕方までガッツリです.守秘義務契約に同意したような記憶があるので,試験内容については書けない気がします.全体的な印象でいえば,良くできた教材だなぁと.

で,結果なんですが,これまた悔しい.

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合格するには合格しました.何が悔しいかって,その内容です.満点が取れませんでした.以下,3科目の試験結果レポート.

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なんということだ!満点が取れなかった事実が受け入れがたい.悔しい.とりあえず言い訳をしておくと,Living Onlineの問題はおかしい.おそらくあの問題はあれを選ばせたいのだと思うが,情報セキュリティスペシャリストのオレに言わせれば,あの問題に解答はない.どれも間違っている.そんなセキュリティは幻想です!何が安全なのかと問い詰めたい!あと,WordとExcelとPowerpointを使った実技のようなことも出題されるわけですが,ぶっちゃけ,知らない機能が結構あるぞ?「え?そんなことできたの??」みたいな機能がいっぱいあった.まだまだ研鑽が足りないということだろうか.

正式な認定証は4~6週間で郵送されてくるそうです.それはそれでいい.ちなみに,IC3に合格したので,IC3認定インストラクターになれるかと思って調べたら,無理だった.指導に必要な知識とスキルの条件は以下の2条件を満たすこと.

  • 最新のIC3 3科目に合格している
  • CompTIA A+、または経済産業省認定国家資格である情報処理技術者試験に合格している

IC3は今回合格して,情報処理技術者試験はSCやNWで十分に満たされる.対して,指導に必要な指導能力の条件は以下の3条件のいずれかを満たすこと.

  • IT教育部門において2年以上、年間300時間以上の指導経験を有し、その職歴証明書を提出できる
  • 学校法人において3年以上の指導経験を有し、その職歴証明書を提出できる
  • MOT、またはCompTIA CTT+ の証明書を保有している

これが満たされない.オレ,学校法人に勤務して3年目なので,3年以上の指導経験に足りない.残念!!!実に悔しい.ちょっと足りない.実に悔しい.ちょっと足りない.悔しいことなので,2回繰り返しました.

まとめ:
いわゆる丸の内OLのお姉さんに「では頑張って下さいね~」と3回言われるために受験したようなものです.てか,今日OTCでIC3を受けた人はオレ1人なわけで,完全に特定されてますね.別にいいけど.

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