もう,こういう報道は結構です.
博士課程修了者の就職率が6割を切るなど、博士号を取得しても国内での就職が難しいことが進学を敬遠する大きな理由になっているとみられる。
絶対に違うよ.博士に進むようなやつは,就職率なんて気にしないよ.逆に考えてみて下さい.博士卒の就職率が良かったら,進学者は増えるんですか?そんなことないですよね.絶対にないです.そもそも,博士じゃなければ就職できないところっていうのは,研究所か大学ぐらいじゃないだろうか.就職という観点から見ても,修士と博士じゃ目指す場所が全然違う.就職率でなんて,比べられないよ.
進学を敬遠する理由としては,修士でも十分に良いところに就職できてしまえ,場合によっては企業で研究ができる.そして,なんといっても,修士卒に比べて,3年間の収入差がある上に,学費3年分払い続けなくてはならない点だ.金銭的な問題は切実な問題だと思う.最近では,東大や東工大が学費をどうにかすると言っているが,そういう対策はありだと思う.
思うにはだ.博士課程なんざ,行きたいやつだけが行けばいいんだ.行きたいやつがいないとすれば,その程度の魅力しかないわけだ.魅力がないところに人が集まらないのは,当然のことですよね.
今後,この手の情報は取り上げない方向で.毎回毎回,同じことを述べるに過ぎない.何かしらの重要な情報が含まれていたら,それについて言及したいと思います.はい.