建学の精神と愛校心

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東京物理学講習所が大正12年まで夜間に授業を開講していたことから,すなわち東京理科大学の歴史は理学部第二部の歴史と言えます.

総合案内からの引用である.そして,創立125周年に伴う改革の中で,「理学部第二部の拡充」が検討されているらしい.夜間が減少する中,本質に立ち返り,在るべき姿を目指すのは,素晴らしいことだと思わないか.原点を忘れ,過去との断絶をしてしまうことが如何に浅はかか.それは,建学の精神が示すところ.

歴史を断絶し,忘れ去ることは簡単である.だが,歴史を守り,受け継いでいくことは難しい.守るだけでも難しいのに,より良いものへと深化させることが,どれ程に難しいことか.それは,愛校心が成せること.

建学の精神をしっかりと理解し,共感し,実践していく.それは愛校心という形で現れる.愛校心を持った教職員が多くいる大学は,やはり素晴らしい学生が育つものだ.そう感じました.

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