例えば右図で日文は啓林の2倍あるのに中心角は啓林のほうが大きく,面積比でもほぼ互角に見える。情報リテラシーではっきり「3D円グラフは使うな」と教えてほしい。
全くその通りで,3D円グラフを論文に用いるなんて,それだけで質を疑える.何故に傾ける必要があったのかと,小一時間以上問い詰めたい.3D円グラフの問題はテレ朝でもあったわけで,何かしら事実と異なる方向に誘導したい場合や事実とは異なることをでっち上げたいときに使われているような気がする.オレにとって,3D円グラフはネガティブな印象しかない.まぁ,3Dに限らず,普通の円グラフでも信用なら無い場合があるんですけどね.そんな話をし始めると,グラフ全部が最早信用できないわけですが.
似た問題で,棒グラフの問題もあったわけだが,3Dの威力は絶大で,データをねじ曲げて見てしまえる.研究や論文において,正しく情報を伝えようと思ったら,正しいグラフを選んで,正しく見せなくてはならない.そういう努力を怠っている時点で,その情報は既に怪しいと思うべきだと思う.
重要なのは見た目の格好良さや綺麗さじゃない.どれだけ正しく確実に情報を伝えられるかだ.