世界各国のジャーナル編集者や査読者たちは、日本人著者はある種の予測可能な「間違い」を犯しがちで、投稿前にこれらの間違いを取り除くことができれば、 査読者に与える印象は大いに改善されるだろうと再三にわたり指摘しています。日本人著者が論文の質を上げるために利用できる12の簡単な極意をご紹介します。
フォルテね.DMが送られてきた記憶がある.「試してみようか」という話は出ているけど,未だに試していない.いつもお急ぎのことが多いのですよ.というわけで,そんなフォルテが英語論文の書き方を指南してくれるらしい.トピックは以下の通り.
- 日本語フォントや記号の使用を避けること
- 丸、三角、チェックマークを使用することを避けること
- 会社やメーカー名を大文字で表記しないこと
- 頭字語や略称を使い過ぎないこと
- スペルチェッカーには限界があると理解すること
- 単語「type」、「method」、「technique」の使用を回避すること
- カタカナ英語を直接英語に翻訳しないこと
- 使われ過ぎる表現や冗長な言い回しを避けること
- 冗長な表現やくどい表現を避けること
- 長すぎる文章を避けること
- 日本語の文章構造を避けること
- 機械翻訳に頼らないこと
まず1だが,当然のことである.当然のことであるが,どうもMS-Wordというツールを使うと,上手くいかないようだ.具体的には,「``''」が「“”」になるらしい.特殊文字として「σ」を入れ込んでも,何故か日本語フォントになったりするらしい.てか,論文はPDFに変換して出すわけだが,Acrobatで確認すると,どこかにしら日本語フォントが潜んでいるらしい.どこだかしらんけど.LaTeXならそんなことないのに!やっぱり,MS-Wordというツールは論文を書くツールではないと思うのだ.MS-Wordで論文を書いている人は,LaTeXを知ればいいのに!
4はだいぶ前に理解した.頭字語を多用すると,論文が非常に読みづらくなる.特に,一般的ではない頭字語を定義して使う場合,度々「これはなんだっけ?」状態に陥る.そんな状態になるくらいなら,平に書いた方がいい.文字数も稼げるし(ry.
5もクールに理解したい.スペルチェックはスペルが正しいかどうかをチェックするだけで,文法が正しいかどうかは見てくれない.hushとhashなんて,永遠の問題だ.この間違いを見つけた時は,「してやったり」という気分になる.要するには,書き上げたら,ちゃんと読み返しましょうということですね.
10は加減が難しい.オレはそもそも英語が苦手なので,関係代名詞やら関係副詞やらなんとか文とかで繋いで繋いでという文を作るのは苦手なので,whichやthatは1回までという単調な英文を書き上げるわけですが・・・.査読コメントで「幼稚だ」風なコメントを貰ったこともあるよなぁ・・・.日本人に難しい文法で書けなんて言わないで!伝わることを最優先にさせて!
などなど.初めて英論文を書く人は見ておいた方がいいと思いますが,2回目となれば,直感的に理解できる内容だと思います.ということは,それだけ基礎的なことだってことですね.