オレは世界が良い方向に回るのならば,それを回す役目はオレである必要はないと思っていて,それは即ち,研究においても同じで,オレがやらなくても,誰かがやればいいと思っている.そもそも,色々な実績を蓄えている人や研究室が総力を挙げてやれば,すぐにできるようなアイディアがあったとして,それを彼らは思いついていなくて,それをオレが思いついてしまって,ノラリクラリと基礎から勉強して,のんびり発表していくくらいなら,アイディアだけを提供して,世界がグルグル回っていく様を遠目に見ている方が,多くに有益だと思っている.
そんな今日,グーグル様が新しいサービスを展開しやがったようです.
米大統領選挙が大詰めを迎えるに当たって、Googleの社内では、一部の優れたエンジニアが、候補者のBarack Obama氏とJohn McCain氏の発言を比較できる新ツールを作成した。Google Labsのプロジェクトとなる、「Google In Quotes」という名称の新ツールでは、「economy(経済)」などの用語を入力して検索すると、その用語に関連した両候補の発言内容がリストアップ表示される。
「spin」ボタンをクリックすることで、異なった発言を表示できるようになっており、Google Newsの掲載記事から、最新の全発言が検索結果に示される。
グーグル、政治家の発言を比較する新ツール「Google In Quotes」を公開:マーケティング - CNET Japan
英語でいうと,oopsってところでしょうか.全く以て,今やってることなんですが・・・.だから早くやろうっていったのに・・・.視覚的な見せ方はまだ検討されていないから,その部分は(ごにょごにょ).全くもう!
今回の件で理解した.要するには,自分に利害というか害が発生する状況は,世界がそれを欲していても,いやーな気分.今までオレの夢を実現してきたいくつものサービスに,そういった感情がなかったのは,本気度合いということだろうか.例えば,CloudMapだったり,IMG2GPSだったり,TinEyeだったり,Gazopaだったり,瞬!コレだったり.後は,期待を遙かに斜め下の方をいったあらたにすもか.
これらのどのサービスも,実現が早かっただけで,着想はオレの方が早かったと信じている(自己満足).着眼点は良いというか,タイミングが悪いというか・・・.後は,「この画像は何?」検索ができるようになると,一通り満足できちゃいそう.世界はどんどん豊かになってます.
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