2010年10月1日は全国的に国勢調査らしいです.5年とか10年に1回行われているらしいです.というわけで,ぼっちのボクにとっての初国勢調査です.じゃんぱら個人情報出しまくっていきましょう!プライバシとか気にしちゃダメです!
んで.東京都にふだん住んでいる人はオンライン回答のモデル地域に設定されているらしいので,権利は最大限に活かして,ブログネタにしようかと思います.結論からいえば,あんまり無茶なことをしてないってのもありますが,結構ちゃんとした作りになっていました.
オンライン回答は国勢調査オンラインで行います.右下に「SECURED BY RSA」という表示がありますが,別にRSAのSSL証明書を使ってるわけではなく,フィッシング対策サービスを使っているそうです.ちなみに,SSL証明書はGPKIのアプリケーションCA発行のものです.
サーバ証明書の確認方法が説明されたページがあり,国勢調査に同封されていたインターネット回答の利用案内にも説明されていましたが,発行先と発行者を確認するだけでは不十分です.フィンガープリントまで確認しましょう.CRYPTO 2010 rump sessionでも,そのように説明されていました.
それはそれとして,国勢調査オンラインを使ってみましょう.
ステップ1で,調査対象者IDと確認コードを入力します.両方とも,同封のはがき大の用紙に書かれていました.変な見てくれですが,要するにはIDとパスワードです.しかし,なんだか説明が変です.
Q4 確認コードとは何ですか。
A 確認コードとは、調査対象者IDと組み合わせて、回答される方ご本人であることを確認させていただくための情報です。他の人があなたになりすまして不正に回答するなどの行為を防ぐために大切なコードですので、他の人に見られないように大切に保管してください。最初にお配りする確認コードは仮のコードですので、初めてログインした時に、ご自身でお決めになった新しいコードに変更してください。Q5 確認コードは何のためにあるのですか。
A 確認コードは、調査対象者IDと組み合わせて、回答される方ご本人であることを確認させていただくための情報です。初めてログインする際に、ご自身で新しい確認コードに変更していただきます。確認コードをご自身であなた独自のものに変更していただくことにより、以降はあなた以外の方が調査対象者IDを使用することはできなくなります。万が一、何らかの理由でお使いの調査対象者IDを第三者に知られたとしても、回答データの改ざん等を防ぐために、確認コードが必要とご理解ください。
調査対象者IDと確認コードは同じ所に書かれているので,調査対象者IDだけが第三者に漏れるのは考えづらいです.本人がこのIDと確認コードを確認するよりも前に第三者に漏れた場合,初回ログインで確認コードを変更されてしまうので,かなりまずいことが起きそうな気がします.ちなみに,回答後でも再回答ができるようになっていますので,確認コードを安全に保管することは必要です.もしくは回答後に確認コードを無茶苦茶なものに変更しておいても良いかもしれません.
回答は上記のような画面で進んでいきます.これがなかなかに使いやすいです.Javascriptが駆使されていました.ただし,jQuetyではなくprototype.jsでした.
で.Twitterでちょっとつぶやきましたが,教育の項目が正確に調査できないようになっています.別に,オンライン調査に限った話ではないですが.「現在,在学」しているかどうかを尋ねられているので,在学中にしておきました.30歳で大学または大学院に在学していながら,主に仕事をしていて,正規の職員・従業員で大学に勤務しているという,一見すると間違えてるんじゃないかと思われかねない回答になりました.
まとめ:
オンライン調査で国勢調査はさっくさく!ちなみに,www.e-kokusei.go.jpはnslookupすると211.0.129.8と113.157.238.168でwhoisすると"Oki"って文字が見えました.