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第3回SBM研究会

| 第3回SBM研究会

9月13日に東工大大岡山キャンパスで開催された第3回SBM研究会に参加してきた.今更ながら参加報告をしたい.

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会場では6件の発表を聞いてきたのですが.ですが.非常に残念なことに,前半はPCのセッティングに追われていたため,メモはほとんど無いし,あんまり聞けていません.何をしていたかって,無線LANがWPA2で何故か繋がらず,クライアントマネージャをバージョンアップしたり,無線が繋がるまでの間,b-mobile 3Gのトロトロ回線で繋ぎながら,Twitterfoxしてたんだけど,どうにも勝手が悪いので,TweetDeckを入れたり.いやー.TweetDeckは専クラとしては最強の部類ですね.フルスクリーンで立ち上げておけば,オペレータ気分が味わえます.

というわけで,tsudaりに行ったんですが,tsudaれずに帰ってきました.うーん.主な情報は以下をご覧になるのが手っ取り早いと思います.

こうやってTwitterで情報が流れまくっているので,参加していなくても十分に雰囲気が使えます.Ustで中継もされていたようです.うーん.学会系研究会でこのフットワークの軽さは有り得ないだろう.有り得ないよなぁ.なんで学会系研究会の参加者,誤解を恐れずにはっきりと言うなら,研究者はこういう新しい技術に対して拒絶反応を示すのだろうか.未だにブログに対して拒絶反応を示す狂アレルギー体質の人がいっぱいです.嫉妬なんですかね?

まとめ:
え?全然参加報告になってない・・・.

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東工大もつぶやきを募集してます!mixiにも似たような機能が乗りました.SBMでも,はてなハイクでも,ブログでも,wikiでも何でも良いんだと思います.みんなのつぶやきをネット上に置いておくべきだと思うのです.研究者の役割の1つに社会貢献があるはずです.研究者を自負するならば,ネット上に自分の見地を示し,社会貢献を果たすべきだと思う.一般人は論文よりもネットを見ますよ.間違いなく.

第1回SBM研究会が情報処理学会誌12月号に特集として組まれている。研究関係の方は是非ご覧頂きたい。会員の方はそろそろ届くはずだ。

Tomo’s HotLine: 第2回SBM研究会の運営サイドとしての感想

今日届きました!電子図書館にもアップされています.

情報処理学会電子図書館-会誌「情報処理」 Vol.49 No.12

これで「SBMってなんぞや」って聞かれても,こういうものですって紹介できますね.

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今日はIIJ本社で第2回SBM研究会があったので,参加してきた.目当てははてなのid:naoyaだが,午後はゼミがあるので学校に戻らなくてはならず,午前のみの参加となる.午前にはid:i2kが講演をするということで,期待.

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このSBM研究会というのは,学会系研究会ではなく,いわゆるIT系勉強会であると認識している.情報系学会の研究会がどのようにIT系勉強会に負けているのかを知ったかぶりで語るのはどうかと思うので,潜入してみたかったという参加動機がある.もちろん,単純にSBM研究会が扱う範囲に興味もある.さらに言えば,IIJ本社に入ってみたかったという動機もある.色んな意味で,今回はチャンスだった.

まず,学会系研究会では見かけないアプローチとして,mixiやブログに感想を書けと推奨している点を挙げたい.学会ではまず聞かない.sbm2というアカウントを準備し,Twitterでガチャガチャ井戸端.Twitterを推奨するのも,少なくともオレが出入りする研究会では聞いたことがない.CE研究会はMoodleを使っているようだが.まぁ,オレはMSNメッセでカチャカチャすることもあるわけですが.1:1ですけどね.Twitterでもいいんですけど,周りの人達が使っていないようで・・・.実に,オレのTwitterアカは1年振りの眠りから目覚めたくらいだし.単独でTwitterを使い始める強い動機が見当たらないし,誰につぶやけばいいのかもわからないし・・・.使う相手がいるって,重要ですよね.

会場の様子をライブ配信するのも,学会系研究会ではまだまだ多くない.全くないわけではないようだが,出入りする研究会でやったという話は聞かない.個人的には積極的に行うべきだと思う.研究会は年4回くらい行われ,その半分が関東圏で,もう半分が地方という感じだろうか.如何に興味深い発表があったとしても,金曜日だと授業があったり,遠いと旅費が旅費がになったりで,参加できないことは多々ある.だから,足を運ばなくても聴講できるようになるとより良くなるのではないだろうか.研究会は論文誌と違って,プレゼンの機会があるので,そのプレゼンを聞けないというのは残念でならない.しかしながら,学会の場合,無条件に配信してしまうと著作権云々だろうから,研究会員にのみ配信するなどの制限をすればよいだろうか.この手の難しい問題を軽快に解決できるのが,IT系勉強会の良いところだろうか.

さて,聴講した午前2件の発表について,感想を述べていく.個人的なキーワードは「時間」だろうか.

大向一輝「SBMがつくるコミュニティ SBMでつくるコミュニティ」

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「SBMは敗北の歴史」という言葉が印象的.長期的な関心,短期的な関心という時間軸に着目した分類と調査は参考になる.というか,正に今やっている.分析対象がSBMではないので,同じような結果にはならないと思うけど・・・.研究面の話は特に「これは!」っていう話はなかったけど,良くまとめられていて,分かりやすかった.

開発面の話は面白かった.4dkは知らなかっただけに,「使ってみなくては」と思った.[FYI]なメールを出しまくる傾向にあるオレとしては,この4dkがピッタリですね.研究室や研究グループで使ってみたい.4dkを活発に利用できるということは,活発に研究が行われていると見れるだろうか.

上野大樹「ソーシャルブックマークデータの時間情報を用いた情報フィルタリングと検索」

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ブクマ数と有益かどうかは別問題という点は同意.質疑で出ていたような気がするけど,タグの意味を活用するのは良いと思うけど,タグの意味って統一的なものがなくて,人によって解釈が異なるから,上手くいくタグと上手くいかないタグがあるだろう.「これはひどい」なんて,結構ブレがあると思う.

セレクトブクマも知らなかった.知らなかっただらけで,本当にSBMをやってるのか疑わしいな,オレ.アンケート数が卒研っぽくて,素敵.意味を成していない.折角だから,アンケートを実施したら良かったのに.ってTwitterにつぶやいたのに,反映されなくてしょんぼり.ブクマストリームは使ってみたい.早くサービスインしないかなぁ・・・.

まとめ:
間が空いてしまった上に,濃い感想を書くわけでもなく,なんとも中途半端な感想です.惜しむらくは,午後の聴講ができなかったこと.ゼミを休めば良かっただろうか.次回も可能であれば参加したいと思います.

はてブでコメント頂きました.

このSBM研究会というのは,学会系研究会ではなく,いわゆるIT系勉強会であると認識している → IT系勉強会というのとも微妙に違う気がする。ネタに走ったプレゼンがほとんどない

はてなブックマーク - [SBM研究会]第2回SBM研究会 - 4403 is written

確かに,IT系勉強会とは違う気がする.でも,学会系研究会ではない.どちらかに分類するとすれば,迷わずIT系勉強会に分類したい.というか,ネタプレゼンがあるのがIT系勉強会っていう分類はマズイと思う.もしそれが真実だとすると,情報系学会の研究会はIT系勉強会に負けていない.ただ単に,ネタを聞きたいから集まっているに過ぎないという推測ができてしまう.実態はそうではないだろうと思うのだが・・・.

あぁ.そっちの話も.結局,情報系学会の研究会はIT系勉強会に負けているかどうか.負けてはいないと思うが,押されているのは間違いない.情報系という分野はかなり広いので,一部はIT系勉強会に完全に喰われていると思う.Web系なんて,特にそうではないだろうか.完全オンラインのWeb系研究会が出てきたとき,学会系研究会はその流れに付いていけるだろうか.毎日が研究会状態になったとき,学会系研究会は最先端を歩むことができるだろうか.

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晒されるオレ.

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