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SCIS2010

| SCIS2010

1月19日から22日までサンポートホール高松ほかで開催されたSCIS2010に参加してきました.CSS2009に引き続き,Twitterを積極的に利用しようとする動きが一部にありました.どのようだったかはハッシュタグクラウドを見ていただきたい.SCIS_officialという公式アカウント(と主張する)があったり,scis2010というアンオフィシャル(と主張する)アカウントがあったり・・・紆余曲折でしたね.今回もTwitterを通じて,多くの方々とご挨拶できました.良かったぁ.

今回は6パラセッションだったのですが,会場が3カ所に分散していたため,セッション中の移動がなかなかきつかったです.そのため,いくつかの発表は聞きたかったものの,移動時間的に無理そうだったので断念しました.「聞き逃して残念な発表」として投票させていただきます.今回は以下のセッションを聴講しました.

  • 1A1 公開鍵暗号(1)
  • 1E2 認証→1F2 秘密分散
  • 2F1 バイオメトリクス(2)
  • 2F2 プライバシー保護(1)
  • 2E4 セキュリティポリシー
  • 3E1 アイデンティティ管理
  • 3F2 コンテンツ保護(1)→3C2 鍵管理
  • 3E3 社会/企業セキュリティ
  • 4A2 署名(4)

いくつかのセッションに出ていませんが・・・.なんでしょうね?よくわかりません.

香川といえば,うどん!というわけで,滞在期間中に12うどん食べたようです.写真等は整理でき次第,挙げるような気がします.うどん屋巡りをしていると,知り合いに遭遇するとか,素敵な仲間です.

今年はナイトセッションに初出場して,ある程度の受けを取ることができて満足です.この時期は忙しいので,一息ついたら,もう少し色々とカスタマイズしていきたいと思います.やりたいことは満載.

夜は夜で,皆様と楽しく過ごすことができました.ハイボール!えだまめ?ままかり?おかやま.それにしても,高松の夜は早かったなぁ・・・.だいたいが1時過ぎだったからなぁ.沖縄と富山がヘヴィ過ぎだったのかな?

この後の大きなシンポは10月の岡山と翌1月の小倉ですね.参加出来るようにがんばりたいです.小倉はさんかできないかもなぁ・・・.

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SCISは宮崎からの参加で,今年は3年目になります.CSS×2.0デビューはしていますが,SCISナイトセッションにはデビューしていませんでした.今回,ひょうんなことから「理論と実装のギャップ(仮)」というタイトルで発表の機会を与えられましたので,全力で挑んできました.

SCIS2010ナイトセッション「理論と実装のギャップ(仮)」

発表資料は公開します.ナイトセッションで使わなかったスライドには右上に赤丸が表示されています.基本的には変更していませんが,一部を修正しています.なお,プログラムソースが見えると思いますが,見ないで下さい.

ナイトセッションでは研究速報枠を3分ほどいただきました.どの辺が研究速報なのかは不明ですが・・・.真面目な内容にもかかわらず,やや受けをいただいて,嬉しい限りです.みんなやさしい!

なお,この発表の様子はyoutubeで公開されています.別ソースもあるのですが,公開していいのかどうか・・・.

関連:
素因数分解twitterボットfactoring_botを作りました - 4403 is written
SCIS2009ナイトセッションの資料 - 4403 is written
CSS×2.0 in CSS2008 - 4403 is written
CSS×2.0 in CSS2009 - 4403 is written

会場      サンポートホール高松 香川県高松市サンポート2番1号
開催期間     2010年 1月19日(火) ~ 1月22日(金)

2010年 暗号と情報セキュリティシンポジウム開催案内

SCIS2010のオフィシャルウェブサイトが始まった模様です.講演申込が11/30で,原稿締切が12/11のようです.うーん・・・.drop outしそうな日程だorz.

電子情報通信学会誌 Vol.92, No.6に面白くも笑えない話が載っている.

それは国際会議の論文だった.論文内容に関しては,何度か添削を繰り返していた.(中略)実は,論文題目,所属,所在地を間違える学生は結構多い.一番重要なところであるが,一番の盲点でもある.しかし,まさか学生が自分の名前を間違えているとは思わなかった.

(中略)

この一件以来,論文題目,著者全員の氏名,所属,所在地を何度も何度も入念にチェックするようになった.最近の学生は自分の所属を正しく書けない者が多い.大学の組織再編で名称がコロコロ変わるのも一因であろうが,なにか根本的な原因があるのかもしれない.超難関某私立中学校では,1年生1学期の国語の中間テストで,その学校の名称を書かせる問題を毎年出題しているそうである.最近の子供は,記憶力が悪いわけではないのに,自分に関係する固有名詞を正しく記憶できないらしい.

電子情報通信学会誌 Vol.92, No.6, 2009, p.492

うーん.過去に見たことがあるのは,所属がデタラメだったことと指導教員の名前を間違えていたことくらいだろうか.共著者の名前の漢字を間違えていたこともあったなぁ・・・.名前の間違いって,データベース化する時に問題になるから,しっかりとしたいです.かくいう私も,学位申請をするまで,所属の正式名称を間違えていたし.というか,多くの人が事務手続き上の名称を正式名称だと思い込んでいたし・・・.組織再編で名称がコロコロ変わるからだ!いや,私の場合は間違いなく組織再編の煽りを受けているのだが,普通は組織再編があったとしても入学時のカリキュラムが適用されているので,卒業までは所属名が変わることはないと思うんですが,いかがでしょうか?

実は名前を間違えた話を取り上げたかったわけではなく,最後の部分に言及したかった.つまりこれは,アイデンティティが希薄になっているというか,アイデンティティが消失しているというか・・・.恐らくは所属とか帰属とかに興味がないんだと思います.もしかすると,名前を間違えた話も,自分の名前に興味がなかったのかもしれません.つまりは識別できさえすれば,識別符号は何でも良くって,「おい」でも「おまえ」でも「4403」でもなんでもいいのかも.mixiやらgreeやらモバゲーやらで,会ったこともないネット上の知り合いもいるでしょうから,本名というアイデンティティに意味はないのかもしれません.これからの時代は,ペルソナ(ネット上のアイデンティティ)から染み出るアイデンティティこそが,中の人のアイデンティティの本質に1番近いのかもしれません.ややもすれば,私は私の本名で活動するよりも,4403と名乗って活動した方が,正しい生き方ができるかもしれない.論文の投稿って,本名じゃないといけないって規定はありましたっけ?

IPSJのオンライン化がぐいぐい推進されている話は,すでに何回か取り上げているのだが,IEICEでも技報のオンライン化が始まったようだ(リンク先はPDF).ただし,通信ソサイエティに限る.個人的な印象では,研究会発表申し込みや論文投稿などでは,IEICEの方が進んでいるイメージだったのだが,研究会報告等のオンライン化に関しては,IPSJが先んじているようだ.

ちなみに,このシステムは大阪市立大学の学生3名が作成したようだ.学生が6ヶ月で作ったシステムにしては,素晴らしい出来だと言える.それに対して,IPSJは・・・.もっとがんばって欲しいと思う.

んで,ちらっと使って見たんだが,特に不満は見あたらない.良くできていると思う.また,アンケートがあったので,いろいろと答えておいた.

ところで,IPSJもIEICEもJSAIも,どれも同じだけど,CiNiiに丸投げしちゃうっていう選択肢はないのだろうか・・・.CiNiiは結構使いやすいし,論文リポジトリとして考えれば集めてあった方がいいと思う.いや,Linked Data的な考え方をすれば,CiNiiに実体がある必要はなくて,リンクだけがあれば十分と言えば十分だけど・・・.

関連:
IPSJのオンライン化について - 4403 is written
情報処理学会論文誌等を執筆時にdvipdfmxでlandscapeしなくて困った人が読むエントリ - 4403 is written
IPSJ研究報告のオンライン化について - 4403 is written
IPSJ研究報告のオンライン化について~論文作成編 - 4403 is written

FIT2008

| FIT2008
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9月2日~4日まで慶応大学SFCで開催されたFIT2008に参加してきた.このキャンパスは駅からちょっとばかり遠いのだが,緑が豊かな大変に過ごしやすそうなキャンパスである.何と言っても,食堂が美味いし選択肢が多いし安かった.売店はもっと遅くまでやるべきだと思う.研究生を餓死させるつもりかと.コンビニは遠いよ!

さて,このKOSFCは湘南台からバスで15分くらい移動するわけだが,ツインライナーと呼ばれる全長18m追い越し注意なバスが走っているらしい.というわけで,これに乗ってきた.

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湘南台駅前のロータリを回って戻ってくるところを1番乗り場から待ち構えてパシャリ.長いッス.マジで,長いッス.

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ツインライナーに乗りたくて集まった人達が,車内に雪崩れ込む様子(たぶん違う).ドアは最前方と前方車両後方と後方車両前方にあり,一斉に乗り込めます.路面電車みたいだな.

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後方車両から前方をパシャリ.蛇腹ってます,超クール,後方車両からだと,前方の運賃表とかは見えません.もちろん,後方車両前方上部に運賃表が表示されています.まぁ,運賃表が必要なほどの区間じゃないですが・・・.

で.聴講してきたセッション.

  • 1R 抽出
  • 2C 医療とコンテンツの情報システム
  • 5C コンピュテーション
  • 6D 情報教育支援
  • 7V 特徴抽出

本当はですね,裏番組で聞きたいのがいくつかあったので,セッション中の移動を試みたのですが,なんというか・・・.部屋が狭いよね.部屋が狭くて,奥に入れなかったり,机と椅子が合体してたり,そもそも満席だったり・・・.というわけで,お目当てのいくつかは聞き逃してます.残念.

CSEC42

| CSEC42

7月24~25日に福岡システムLSI総合開発センターで開催された,CSEC/ISEC/SITE/ICSS/SPTの合同研究会に参加してきました.福岡に自分の意志で行くのは初めてです.幼き頃に親戚が福岡在住だったので,来たことはあるはずなんだけど,記憶にはありません.

飛行機はスキップしました.便利でした.おさいふケータイ様々.行き帰り共に座席指定をしたんですが,「左下に富士山が見えます」という機内アナウンスを聞いたときの往路41Kに座っていたオレ,完全に負け組orz.

九州はやはり暑かった!ものすごい暑いという言葉でしか形容できない.なんと伝えていいのかわからないけど,暑かった.地下鉄は車内とクールルーム以外は,冷房が全く効いていなくて,しょんぼり.駅員さんは慣れているのだろうか・・・.電車を待っているだけで倒れてしまいそうだよ.ちなみに,福岡の鉄道はICカード化されておらず,来年春を目処に展開予定らしい.一応,えふカードは買ってみた.プレミアムがついて,良心的だぜ.

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それからそれから,セミが違う!関東みたいに「ミーンミンミンミンミィ~ン」じゃないです.クマゼミなのかな?よく知らないけど,鳴き声が違って,セミだけど,セミじゃねー!って感じでした.ビックリだ.

初日は午後からだったので,午前はボス達と筥崎宮に行ってきました.

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敵国降伏!逆光で撮りにくかったです><.この後,徒歩で九大に行ってきました.あわよくば学食に侵入しようかと思っていたのに,11:30からでした.というか,九大,人が少ないよ・・・.土地は広いし.廃墟が多いし.すごい学校だぜ.

会場はシーサイドももちっていうテレビ局がいっぱいあって,ヤフードームや福岡タワーがあって,あまつさえビーチまである,なんだかすごいぞリゾートアイランド的な場所.

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完全に夏だぜ!

初日の会場までの移動は,天神から福岡タワーまでバスで移動しました.そのバスがすごくて,路線バスなのに,高速道路に入りましたよ!カルチャーショックだよ!すごいよ!

以下,思い出の写真をピックアップ.

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発表は2日間共に,CSECを基本として,CSECの番組がない時間はSITEを聞きました.色々と参考になりました.以下,いくつかコメント.

Fundamentals ReviewVol.5にSCIS2008での電子投票についての解説論文「 ミックスネットを用いたSCIS論文賞電子投票実験について」が掲載されています.暗号がわからない人でも,読み物として読めると思います.特に,色々な苦労話が興味深いです.

応用物理学会がキャリアエクスプローラマークを発表したことは,以前に紹介した.そのときに,求職中だったオレは羨ましくて羨ましくて,勝手にオレオレCEマークを作成し,使用していたわけだ.そのお陰かどうかは全く不明だが,運良く職を得ることができたので,CEマーク万歳!と言っておこう.

それはそれとして,IEICEの2008年ソサイエティ大会から,CEマークが利用できるようになったみたいだ.べ,べつに,4403-CEマークを使ってくれても良かったんだからねっ!ほら!ここに置いておくから,自由に使いなさいよっ!ライセンスは・・・CC2.0の「表示」だよ!(今,決めたw)

自由に使っていいんだからねっ!

200805271739追記:
2008総合大会から使えるようになってたorz.気づくのが遅いよ,オレ.

早期化する就職活動的な意味で.186::DiaryでIEICEのFundamentals Reviewが紹介されていた.紹介していたのは解説論文の方だったのだが,目の付け所が狂ってるオレとしては,別の記事に目が行った.

Fundamentals Review Vol.1, No.4 巻頭言 ある大学研究室の悩み ―学生の研究活動に異常あり!―(リンク先はPDF)

素晴らしいね.こういうことをハッキリと書いて,公表してくれていることが素晴らしい.本当に切実な問題ですよ.

理工系学生に対して行われている学校推薦はもはや機能していない.(中略)だから自由応募の一般選考で可能性のあるところすべての企業に対して就職活動をする.(中略)企業も秋の内定式まで,どの学生が本当に入社するのかわからない.(中略)予定人数が取れない理由は,もっと早くから活動すべきとまた採用活動が早まる.まさに悪循環である.企業は早くから求人活動を始めても,いい学生が取れないことに早く気づくべきである.

べきである!痛烈で爽快な1文だ.実際のところ,どれだけ就職活動を早期化させたところで,最終的に確保できる人材はそれ程に違いがあるとは思えない.どちらかといえば,短い期間でコンパクトに収まっているほうが,最近のリスク回避至上主義の若者に対しては,大手に流れる傾向を抑えられるのではないだろうか.だって,大手を残しておいて,落ちて無職なんて,悲劇すぎるじゃん.

新学期になっても会社説明会へいくため,卒業研究のゼミは全員がそろわない.こちらも「就職活動」という印籠を振りかざされると文句も言えない.

「卒業単位」という裁きの雷を落とせばいいのに!就職活動がどれ程までに大事だとしても,その前提である卒業ができないのであれば,お話にはならないはずである.「卒業はできて然り」だと思われていること自体がよろしくない.この文の後に書かれている,卒研生,修士生の話はまさに他人事ではなく,日常茶飯事であるから厄介だ.

しかし1年前に学位が取得できると考えて就職活動を始める博士課程の学生がいるだろうか?

それ,なんてオレ.いや,厳密には1年前には始めておらず,見切りの5月スタートで,実質的な本格化は10月以降だ.学位申請前から就職活動する博士なんて,どれだけ自信満々なんだよ.いやぁ,でもね.実際のところ,博士で大学教員を狙うなら,早い段階から活動を始めるべきだと思う.どうせ落ちるもん.だいたい,博士の場合は採用通知が出たら,そのまま採用されるでしょう.採用辞退する人なんているのかな?とすれば,いい人から順々に埋まっていくと考えれば,早い段階から動き始めても,新卒が相手にされるようになるのは,秋口くらいからであろうか.それまでは競合が多すぎて,新卒では到底太刀打ちできない.PDだと駆け込み需要的に年度末にドカドカでてきますが・・・.とりあえず,博士新卒でアカポスを目指すのならば,学位申請前であっても,学位取得が見えてきた段階で動き始めるべきだと思います.何回も書いてると,「教育に対する抱負」とか「研究の概要」とか,まとめるのが上手くなるぜ?

まとめ:
オレの言いたいことのほとんどが書かれている.オレの主張が代弁されているかのようだ.

関連:
早期化する就職活動について私見 - 4403 is written

SCIS2008以降にここへお越しになった皆様.初めまして,ヘタレ系Dの4403です.基本的に,人見知りで寂しがり屋で恥ずかしがり屋で照れ屋のくせに目立ちたがり屋です.構ってもらえると懐きます.仲良くしてあげてください.

会期中にはてブされたり,会期後に紹介されたり・・・.嬉しいです><

さて,CSSも初参加でしたが,SCIS初参加の感想を.SCISの方が格調高い感じがしました.内容もより高度なものが多かったように思われます.会場も素晴らしかったのですが,移動手段は厳しかったです.夜の部が終わってすぐにシャトルバスというのはもの悲しいです.歩いて移動できない広さのシーガイアならではでしょうか.レンタカーを借りていたので,終バスを気にする必要はなかったのですが,運転手を選出する必要性があり,それはそれでもの悲しいです><.懇親会の日に運転手係だったオレは負け組.

来年は発表をしないと参加できないと思うので,参加できるように善処します.

最終日です.皆様お疲れ様でした.きっと,来年は発表する・・・できる・・・と・・・いいなぁ.

DAY1~DAY4は帰宅後に再編集されます.RSSリーダでチェックされている方は,「まとめ」が公開された後に,DAY1~DAY4までを見返していただけると,やおら喜びます.

3C1マクロ解析/可視化に菊池研M1の小堀君が登場するので,聴講しに行った.

完全な定点観測から真の不正ホストの分布が分かるか?

どうもこのシリーズのタイトルは疑問文が多いような・・・.挑発的なタイトルで素敵.座長にも「どうだったんですか?」って訊かれていた.確かに,結論は気になる.

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本研究では(中略)再現できることに着目した[?]

また「はてなマーク」が出てきたわけだが,今度は自信なさ気だ.さて,どうもこの問題は他の研究者にも伝染しており,別の予稿でも発見した.

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予稿集からこれを探し出すのを楽しんでいただくために,一部を伏せさせていただきました.bibtexを使うときは気をつけて使おう!

お勉強のために3E2匿名認証技術を聴講しに行った.自分の研究と一番分野が近いセッションだったので,勉強になりすぎて,ありがたいセッション.OpenIDでなにかやりたいなぁと思った.SAMLやLibertyも含めて,インフラが整いつつあるような気がする昨今.

SCIS2008でもっとも期待感が高いセッション,3F4署名(3)を聴講した.完全な墨塗り署名セッションになってて,濃い.そして,難しい.このセッションでは菊池研の上山さんが発表した.この件に関しては再整理とお詫びを込めて,独立エントリを書きます.

夜はナイトセッション.いくつかをピックアップ.

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高木さんによる「Cookie消しましたか?」の発表.学会の参加登録やホテルの手配などをしてくれるNTA ApollonのCookieがヤバイっていう話.AINA2008でも使われているので,参加者の方は要注意です.掻い摘むと,セッションは暗号化されているが,Cookieがsecureになっていない.しかも,Cookieの中身に平文パスワードがあって,さらに,有効期限がべらぼうに長いらしい.だからしてつまり,Cookieを削除しましょうという話.また,このCookieをパスワードのメモとして使うアプローチを紹介されていた.そうか.

大久保さんの「脳内脆弱性について」について.ヘタレ系Dは脆弱性の影響を受けている模様です.そして,4403の脳内も脆弱性の影響を受けた模様です.

186さんを初めて見ました.このドメインが4403と数字が並んでるのは,実はインスパイア.周りに影響されやすく,個性を保てないのが,オレ.

Anonymous Cowardさんの「素因数分解に挑む 本選」について.色々と書いた割りに,参加しなくてごめんなさい><.3桁の素数がさっぱり覚えられなくて・・・.もっと本音を言うと,100点を超えたことがなかったので,自重したんです><.

最後に,「SCIS2008準備大変だったで賞」を受賞された方々.

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受賞おめでとうございます.でも,サイトを作ったのは受賞者じゃないと思うんだ.(200801281943修正:受賞者様自らが作成されたそうです.申し訳ないです><)いや,別に,受賞を取り消せとかそういうことではなく・・・.えっとだからきっと,「ヘタレ系Dの学位授与可否の投票日に宮崎にいたで賞」が適切だと思うんだ.別にすねてないもん!

23日はSCIS2008の2日目で,夜は懇親会が開催される.宮崎で開催の学会なのだから,宮崎の広告塔として,東国原県知事がくるであろうことが予想される.懇親会が始まり,皆の期待感が高まり,来賓挨拶.ktkr!

・・・・・・.あれ?

ただ、これが東国原知事の代役となると事情は一変する。知事の出席を待ち焦がれていた参加者を前に、その期待が叶わなかった、というがっかりした空気の中、ノコノコと出て行くことになる。これは辛い。
Re+Net:河野俊嗣のinside★県庁:副知事はつらい?

あ.それ,なんて今日.副知事殿,あなたは重責を全うされました.場の空気を読んだ,素晴らしいスピーチでした.みんな大歓迎だったと思います.

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なお,副知事と一緒に写真を撮ろうと狙っていたところ,お供の方々に囲まれながら,帰ってしまわれました.声をかけられない辺りが,ヘタレ.

懇親会では色々な方々にご挨拶させていただきました.ヘタレてるダメなDですが,今後ともよろしくお願いいたします.

こんにちは.こんにちは.冷たい雨が降りしきる南国宮崎から,こんにちは.SCIS2008に参加中です.とりあえず,シーガイアの広さに脱帽です.人の多さにビックリです.

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学生は$25.00らしいので,学生の特権を最大限に活かして,IEEEに入会してみた.これで,国際会議の参加費が安くなるぞ!後は,IEICEIS研究会に入会したいと思っているが,新年度になるかもしれない.しかしながら,学生だとIEICEの入会金は免除なので,やるなら今年度中か・・・.

200801181501追記:
IEICEの入会手続きをしてみた.学生だと入会金が免除になるらしいので,焦って手続きしてみた.貧乏性.入会に当たっては紹介者が必要らしい.学生会員は指導教員1名,正会員は正会員2名が必要らしい.そして,入会してみたのだが,よくよく考えれば,入会金相互免除があるので,IPSJ会員であるから,いつだって入会金は免除だったか.

プロフィール

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