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UC闘病記~食べたらダメだったものリスト

| UC闘病記~食べたらダメだったものリスト

基本的な食事制限が解除されたものの,何を食べて良くて,何を食べてはいけないのかは,個人差があるため,色々と試してみて,調子が悪くなったものを挙げていきたい.UC患者すべてに適合するものではありません.あくまで目安です.

  • 刺身こんにゃく
  • 納豆

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前々から撮影しようと思っていたんですが,やっと撮影したので,公開したい.3月に顎骨嚢胞の手術を行った時の手術痕です.どこからどこまで切ったのかよく分かっていなかったのですが,手術痕から明らかになってきました.

2010年8月1日に撮影した手術痕(術後4ヶ月)

主たる患部は右1と右2の直上付近です.右1の上に少しぽっこりしている部分が,おそらく中心部と思われます.手術痕はこれでは全部写りきっていないんですが,左2から右5まであります.見えるところではないので気にしてませんでしたが,激しく開けやがったなって感じ.まぁでも,全歯保存状態だから,よしとします.満足しているし.

なお,術後3ヶ月で患部のレントゲンを撮ったんだけど,全然まだまだダメでした.やっぱり1年くらいはかかるんですよね,きっと.こっちも長期戦ですな.次は9月末の6ヶ月検診です.こっちは地道にがんばる.

5月末にお腹が痛い旨をつぶやいて以降,実に1ヶ月以上に渡って,原因不明の腹痛と下痢と血便を繰り返していました.その件について,本日,ついに確定診断が下りました.病名は潰瘍性大腸炎です.

潰瘍性大腸炎とは

潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜(最も内側の層)にびらんや潰瘍ができる大腸の炎症性疾患です。特徴的な症状としては、下血を伴うまたは伴わない下痢とよく起こる腹痛です。病変は直腸から連続的に、そして上行性(口側)に広がる性質があり、最大で直腸から結腸全体に拡がります。

難病情報センター|潰瘍性大腸炎 特定疾患情報

潰瘍性大腸炎は厚生労働省が定める難治性疾患克服研究事業(難病)に指定される130疾患の1つであり,その130疾患の中で特定疾患治療研究事業(特定疾患)に指定される56疾患の1つです.特定疾患なので,所定の手続きを経て特定疾患医療受給者証の交付を受けることで,公費による医療費助成を受けることができます.

平成20年度特定疾患医療受給証交付件数によれば,潰瘍性大腸炎は10万人超であり,特定疾患の中で最大の罹患者数となっています.1973年から特定疾患に指定されており,なおこの状況で増加傾向にあります.その一方で,年々罹患者数が増加している点から見て,直接的に死に至る病ではないとも言うことができるかと思います.

この病気は完治するのですか?

残念ながら、この病気の原因が解明されていない現在では完治する治療法はありません。しかしながら、規則正しい生活とお薬の服用で長期間にわたり寛解を維持し、発病前と同じような生活をしている患者さんはたくさんおられます。

難病情報センター|潰瘍性大腸炎 FAQ

発症からの経過
5月31日に下腹部痛に見舞われる.以降,下痢症状となる.6月9日に風邪のような発熱が見られた.この頃より,血便が観測される.6月14日にこの件で初めての通院をする.深刻な病気とは思っていなかったので,町医者的なクリニックへ.細菌性感染を疑われ,抗生剤のクラリス他を処方される.6月18日,再通院.クラリスの効果が認められないため,抗菌剤のクラビット他に処方薬が変更されるとともに,総合病院への紹介状を頂く.

6月22日に転院.症状を伝えたところ,潰瘍性大腸炎という病気がある旨の話をされる.なお,この時点では潰瘍性大腸炎という病気を知らなかったため,胃潰瘍の大腸版だと楽観視していた.「教師ですか.精神的なものだと良いですね」と言われイリボーを処方される.今になって思えば,担当医はこの時点から潰瘍性大腸炎を第1に疑っていたものと思われる.あわせて,血液検査を受けるとともに,次週の内視鏡検査の予約を取る.6月25日,イリボーの薬効が限定的で,お腹が張る副作用が強く見られたため,病院に確認した後に,イリボーの服用を中止した.

6月29日に内視鏡検査を受ける.入れ始めたところから酷い状況であることが明らかだったらしく「あー.痛かったら言って下さい.今日は無理しないで奥まで入れませんから」と告げられる.どの程度が我慢してはならない痛みなのかがわからない不器用なボクは何も申告しなかったので,結局大腸の1番奥までカメラを進められた.戻りながら診察していくのだが,状況は最悪で,大腸全体に炎症と膿が見られた.これは潰瘍性大腸炎では全大腸炎型という分類となる.潰瘍性大腸炎を確定診断するためには,それ以外の病気ではないことを証明する必要があり,消去法の結果として潰瘍性大腸炎となる.そのため,培養やら生検のために6回の組織採取が行われた.検査終了後,「確定診断された患者さんにお渡しするものですが」と述べた上で,潰瘍性大腸炎に関する文書資料を2通下さった.担当医はこの時点で何かしらの確信があったものと思われる.処方薬は「気休めですが」と言われながらラックビー微粒Nが処方される.なお,処方量が通常量の2倍であることが薬局で判明する.

7月6日,病理検査等の結果から,潰瘍性大腸炎で確定診断となる.最初に告げられたのは「どこで治療をされますか?」という質問であった.要約すると,この病院では定められた治療しかできないが,大学病院などに転院すれば保険外診療で新薬なども使うことができるという話.ATM療法のことと思われるが,5-ASAが効果を発揮してくれることを期待して,転院せずに治療を行うことにした.

今後の展望
まずは内科的治療として内服薬による治療が行われる.処方薬はラックビー微粒N1gを毎食2包,ペンタサ錠500mgを朝夕2錠,ペンタサ注腸1gを週2回,キシロカインゼリー2%となる.調剤薬局に処方箋を持ち込んだところ,ラックビー以外の取り置きがなかったため,取り寄せになった.

最初の2週間はペンタサ(5-ASA)が体に合うかどうかを試す期間らしい.そのため,処方量は半分.全大腸炎型なので,上と下からの挟み撃ち作戦ということで,内服薬と注腸外用薬の2種類.2週間後からは本格的な治療に入り,ペンタサが倍量になるらしい.その後,ステロイドを使うとかなんとか.

今後は活動期と寛解期を繰り返すことが予想されるが,寛解期を維持することで,少なくとも入院をしなければ,内服薬を飲み続けなければならない点を除いて,健常人とほぼ同じ生活ができるものと期待される

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どう考えても体温計がいるよなと思ったので,深いこと考えずに,amazonで売れている体温計の中から手頃な値段のものを買ってみた.買ったのはシチズンのCT-786SP.体温計なんて,大した性能差はないだろ.この体温計は予測式で30秒で測れるらしい.

というわけで,ノリで体温を測ってみた.37.0度だった.ぐふり.

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必要そうな気がしたので,勢いで体重計を購入してみた.特に何も考えず,amazonで手頃な値段で1番売れていたTANITAのBC-701-BKを買ってみた.パネルの表示によると,体重だけではなく,体脂肪,内臓脂肪,骨量,基礎代謝,体内年齢,筋肉,筋肉スコアも測れるらしい.ほへーん.というわけで,早速測ってみた.

  • 体重 67.9kg
  • 体脂肪 20.9%
  • 内臓脂肪 8.5レベル
  • 骨量 2.8kg
  • 基礎代謝 1515kcal/日
  • 体内年齢 30才
  • 筋肉 50.9kg
  • 筋肉スコア 0

どの測定値も標準範囲内でした.体脂肪が20.9%とか,実家で測っていた頃に比べて激減です.もちろん,体重も激減です.3年前の水準に戻っています.直近で測定したのが5月のGWに実家帰省した際なんですが,その時で72kgあったはずなんですが・・・.

ところで,TANITAの体重計はすごいみたいです.

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でも,裏面にはこうとも書いてありました.

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うーん.要するには体重以外(体重も含むのかな?)のスコアは信憑性に足らないということでしょうか.まぁ,4000円だからね.不正確だとしても,同じ計測器で計り続けることに意味がある!それが工学だっ!

今年ははじめてのことがいっぱいだ.三十路が近くなり,体中のあちこちに無理が生じている模様です.今回はとある事情があって,大腸内視鏡検査を受けたので,その記録と報告をしたい.

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Twitterにライフログ的に情報を残しているが,探すのが面倒になるとアレなので,まとめておく.まだ確定診断に至っていないので,事実のみを書く.

件の時系列:

  • 5月31日 腹痛になる.主に胃ではなく,腸.(当初6月2日になっていたがより古いポイントを発見)
  • 6月9日 帰宅後に発熱.風邪と判断し葛根湯.
  • 6月10日 不調に付き15時頃に帰宅し,泥のように寝て起きたら寝汗.発熱.葛根湯.
  • 6月14日 この件で初通院.クラリス,セルベックス,ビオフェルミン,ブスコパンを処方される.
  • 6月18日 改善が認められないため,クラリスからクラビットに変更.紹介状を手に入れる.
  • 6月21日 体力の低下を自覚する.
  • 6月22日 転院.薬がイリボーになる.1週間後に内視鏡検査が予約される.血液検査を受ける.
  • 6月25日 イリボーの効果が限定的(便頻度は減るが下痢が止まるわけではない)の上に,副作用(腹部膨満感)が強く出ているので,病院に問い合わせた後に,服用中止許可を取り付ける.今日は出勤なので,明日から服用を中止する.夜,舌苔が黄色いことに気がつく.
  • 6月26日 早朝,左足が攣った.本日からイリボーの服用を中止する.以下,経過観察.
  • 6月27日 イリボーを止めたので,症状は元に戻る.頻度は減った気がする.血便の程度も緩和している気はする.1日中気怠く,何も出来なかった.エアコンを付けると寒いけど,切ると暑い.部屋が暑いのか熱があるのかの切り分けが出来ない.体温計を買うべきか・・・.
  • 6月29日 内視鏡検査.病理検査の結果を以て確定診断となるため,病名は来週確定する予定.処方薬はラックビー微粒Nになる.
  • 6月30日 ラックビーの薬効か絶食の効果かは不明だが,検査前に比べて便頻度が減っている.体調や症状は相変わらずである.
  • 7月1日 ラックビーの効果は限定的で,体調は相変わらずである.貧血・脱水と思われる症状が見られる.主な症状,左後頭部痛,全身倦怠,微熱,動悸息切れ.
  • 7月4日 体温計と体重計を購入した.体温は常に37.0度付近.体重は67.8kgで,正常時より約4kg減である.
  • 7月6日 病名確定.処方薬がラックビー微粒N×2包/毎食,ペンタサ500mg×2錠/朝夕,ペンタサ注腸1g/週2回,キシロカインゼリー2%になる.
  • 7月7日 ペンタサの効果か,日中の調子がすごく良い.勤務中の便頻度はわずかに1回であった.排便は寝ている間に2回,朝2回,勤務中1回,帰宅後1回,寝る前1回の計7回である.いずれも下痢であるが,寝る前の便に血便は含まれていなかった.また,体温が36.6度まで下がった
  • 7月8日 就寝中の便意なし.起床1番の排便は多少粘血便が混じっていたが,2回目はまた血便が止まった.全部で7回.血便はあったりなかったり.熱は36.8度から37.4度までまちまち.
  • 7月9日 便8回,基本は血便.着色尿が見られたものの,1回だけ.調子は大変悪い.
  • 7月10日 便5回,朝までは血便.体調は悪いものの,便の調子は良い.夜には人生初となるペン注を試みた.想像より簡単であっけらかん.
  • 7月11日 ペン注の効果と思われるが,便は2回.血便も止まっている.ただし,出てくるものは同じ.体調も良くはない.便滞留していそうな気がするけど,夜は予定通りにペン注を行った.
  • 7月12日 いつ振りなのか最早分からないが,形のある便(といっても粒ですが)がでた.ケツの穴が裂けるかと思った(あながち間違いではない).便7回.
  • 7月13日 7回.外食したけど,あまり食欲が出なかった・・・.
  • 7月14日 4回.大変に調子が悪い.分かったこと,お腹が痛いときは血便がひどい.調子が悪いときは7度程度,調子がよいときは6.6度程度.
  • 7月15日 しぶり便で大変に調子が悪い.粘血便でお世辞にも調子が良いとは言えない.9回.
  • 7月16日 脱肛を目視確認,3度かと.便4回.寝る前にペン注.
  • 7月17日 ペン注効果がでる.便3回,うち1回は形がある便,ただし粒状.脱肛が痛すぎる.早朝,左ふくらはぎがギュー
  • 7月18日 便1回.下痢ではなく軟便.夜はペン注4回目.ただし,フィニッシュに失敗し液漏れ体重が66.9kgまで落ちる
  • 7月19日 起床後の便は下痢ではなく軟便.便1回.
  • 7月20日 本格的な治療開始.便3回.下痢ではなく軟便.
  • 7月21日 便2回.昼も夜も便意なし.軟便.痔は相変わらず.夜は5回目のペン注を実施.体重は66.2kgに.66kgを切る日も近いか?何故体重が増えない?
  • 7月22日 便1回.軟便.快適.痔は相変わらず.平均体温が36.7度程度まで下がっている.小便がちゃんと出るようになってきたので,水分摂取量を減らすことにする.早朝,右ふくらはぎがギュー
  • 7月23日 便1回.軟便だが,かなり形があるものである.痔は小さくなっている感覚があるものの,目視すると別に変わっていない.平均体温は36.7度近辺で推移.水分摂取量を1500mlまで減らしてみた.夜はペン注を実施.早朝,左ふくらはぎがギュー.ふくらはぎギューは決まって朝5時過ぎの模様.
  • 7月24日 便1回.いわゆる軟便.痔は縮んでるような気もするけど,そうでもないような?痛みは軽減されてきた.平均体温は36.7度近辺.経過は順調.副作用なし.
  • 7月25日 便1回軟便.夜は7回目のペン注実施.夜の体温は37.1度.ちょっと調子悪い.
  • 7月26日 体重が65.4kgまで減少する.軟便1回.痔は縮小傾向.
  • 7月27日 軟便1回.夜は8回目のペン注を実施.寝る前の体温は36.4度.
  • 7月28日 軟便2回.でも,朝のは出てるようで出てないに等しい.65.2kgまで体重が減る.ここらで下げ止まりか.
  • 7月29日 軟便1回.夜は9回目のペン注を実施.
  • 7月30日 軟便1回.
  • 7月31日 軟便1回.夜は10回目のペン注を実施.夜の体温は36.5度.並.体重は66kg前後をふらふら.痔はほとんど問題がない状態になった.でも相変わらず何かが出ている状態には変わらない.不思議.
  • 8月1日 便0回,ちょっと困る.体温は微熱の36.7度.調子は悪くない.
  • 8月2日 軟便1回.体温は36.8度.最近は37度を超えることは無くなった.相変わらず36.5度を下回ることもないけど.体重は65.2kg.夜には11回目のペン注を実施.
  • 8月3日 通院.ペンタサ減量が始まる.ペンタサ錠は今週から1セット(=2週間)6錠/日(=3g)に,その後1セットは4錠/日(=2g)とする.ペン注は今週は隔日で,来週から1セット2回/週に.いずれも調子が悪くなり次第,直前の摂取量に戻すこと.食事についても「挑戦してみましょう」フェーズに突入.アルコールを含む全ての食事が解禁.血液検査の結果はCRP0.12で前回の0.81から激減.リパーゼも251.7から100.3に激減.肝機能,腎機能は全て正常値に.貧血関連の数値は異常値だが,改善方向に.
  • 以下,治るまで続く.

主たる症状:

  • 下腹部痛
  • 下痢(血便を含む)
  • 全身倦怠感(微熱も含む)
  • 舌苔が黄色い
  • 脱肛
  • 孤独病
  • 寂しがり症候群

内視鏡検査について:

  • 検査前日,朝食昼食は消化の良いもの,夕食は午後7時までに素うどんまたはおかゆ,午後8時にラキソベロン1本全量をコップ1杯の水で薄めて飲む.以後,積極的に水分を補給する.アルコール,牛乳はダメ.
  • 検査当日,検査終了まで絶食,水,白湯,スポーツドリンクなどは積極的に摂取の方向で,来院までに最低コップ2杯.
  • 午前中は洗腸剤(2リットル)を飲み,検査は午後.
  • どのような検査か:肛門から内視鏡を入れて直腸から盲腸までを観察するもの.
  • 検査の準備:割愛
  • 検査の合併症(要約):ブスコパンあるいはグルカゴン注射,時には鎮静剤を使用する場合がある.内視鏡的切除を行う場合がある.ごく稀に合併症が起き,入院や緊急処置・輸血・手術が必要になる場合がある.
  • 検査後の注意事項:内視鏡的切除を行った場合,最低1週間の禁酒,香辛料禁,スポーツ禁,旅行禁となる.また,検査後は乗り物の運転はできない.
  • 以上,同意書に署名.

手術後になってから初めていつもの歯医者さんに行ってきました.治療予定だったんですが,状態を見た上で,治療されませんでした.それはそれとして,術前術後のパノラマレントゲンを手に入れたので,おおっぴらに公開してみる.

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これが2009年5月14日に撮影されたパノラマレントゲンです.現在通院しているかかりつけ歯医者さんに初めて行った日でもあります.写真右側が左で左側が右です.正面から見た状態です.右上1,2番が抜随処置されているので,画像上は真っ白に映っているので見つけやすいかと思います.この画像ではよくわかりませんが,右上1,2番の根本に顎骨嚢胞が形成されています.この段階で確実に形成されていました.

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これが2010年5月14日に撮影されたパノラマレントゲンです.所見上,大きく変わっているのは,右上3,4番も右上1,2番と同様に抜随処置されているのと,1,2番は歯根端切除されている点です.この画像では1番がだいぶ短くなっていますね.入院中に撮った写真ではそんな印象を受けなかったんですが・・・.

さて,この最新の画像からわかることとしては,特筆すべき点があります.1,2番上部に白い影が写っています.これは骨です.そもそも,ここが黒く写る(透過像)のがおかしいわけで,本来は顎骨がある部分ですから白く写って然るべきです.術後およそ1.5ヶ月ですが,ここまで回復してきているようです.超回復です!(いや他の症例を知らないから普通なのかもしれないけど)

これで明らかになったことが1つあります.最近の調子が上がらないのは,おそらくこの所為です.元気が出なくて,とにかく眠くて,何もしていないのに気怠い.これは単に,体が全力で骨再生に注力しまくっているからだと思われます.外見は正常でも体内は病人モードでした.やっぱりまだまだ病人モードなのですね.

で.これはこれで良いとして,抜随した部分の処置をどうするのかについて話し合いました.抜随されているので,右上1-4には栄養が行き渡っていません.女医さんの言葉を借りるならば「枯れた木」だそうです.いつ朽ちてもおかしくないと.特に,1,2番は15年以上前に抜随していて,歯にはヒビが入っている状態で,強度にかなり不安があるそうです.3,4番はつい最近に抜随したのと,削る範囲を最小限にした(レントゲン参照のこと!)とのことで,まだ大丈夫な状態です.しかしながら,将来的には同じ状態になります.

そこで,差し歯を打診されました.抜随した穴の内側と外側から,被せものをして,歯が割れるのを防ぐという作戦です.一般的な処置のようです.これが,すごい.保険適用の場合,表面はプラスチックで,裏面は金属になるそうです.保険がきかないものでは,セラミックを使うそうです.このセラミックが1本15万円だそうです!4本もあるので,全部で60万円なり!なり!ぐおおーーー!!!手術代よりも遙かに高い!!!ちなみに,インプラントの場合,40万円/本だそうです.うおーーー!!!歯科治療は高いぞおお!!

まとめ:
まだまだ先は長かったです.お金がお金が・・・.

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3月27日から4月5日まで人生初(生まれてすぐに入院しただろうという心の狭いツッコミは無視します)の入院生活を送ったので,その報告をします.あぁ,ボクの人生はなんてブログネタ向きなんだ.

あれは忘れもしない12月1日.ああそういえば中学校1年生の12月1日に右足関節内果骨折をしたっけなぁ・・・.そんな12月1日の懇親会なのか忘年会なのか,別にどっちでもいいんだけど,そのような飲み会の席上で,火傷をしました.簡単な状況説明をすると,鍋で火傷しました.もう少し詳しく説明すると,鍋を取り分けようとして,取り皿を持ってお玉で汁を装っていたところ,器の縁から汁がこぼれて,グッツグツ煮えたぎったアンコウ鍋の汁が指にかかりました.そういう流れです.軽度の火傷は何度かしているので,いつも通りに流水で冷やして見たところ,水ぶくれっぽくなってはきたけど,それほど痛くなかったので,席に戻ろうとしたんです.いや,戻りました.しかしながら,冷やすのを止めた途端に襲ってくる刺すような激痛.これは今までに経験したことが無い類の痛みで,ヤバさを感じて,夜間救急に駆け込んで,治療を続けて,現在に至って,なんとか治ったような気がするので,治療を止めてみました.つまり,完治です.知ってましたか?完治って,傷が治ることじゃなくて,治療が終わることを指すそうです.なので,後は自然治癒でって状態になれば完治なんです.これ,豆知識ね.

というわけで,治療の過程を記録したいと思う.なお,写真を何枚か貼り付けていきますが,基本的にグロ画像なので,耐性のない方は閲覧されませんように.一応,サムネではなくリンク形式で貼っていきます.

まずは,今日現在の指の状況をご覧に入れます.だいぶいいです.これを見て「無理」って思ったら,他の写真を見るのはあきらめてください.絶対無理です.

これらは左手中指です.まだ赤みがある部分は痛いです.第一関節から上は感覚がちょっとおかしいです.昨年末21日に通院した際に,「じゅくじゅくしなくなったら,もう薬とかいいです」って言われていて,そのタイミングを探っていたのですが,そろそろいいかなと思ったので,今日から治療なしです.

ここからは事故直後に遡って,治療の過程を書いていきます.

いよいよ手術になりました.怖いです.

速報っていう時間じゃないけど.9時半開始だと思ったら,9時10分からでした.1番乗りぃぃぃぃ!!って気分で行ったのにorz.

体重は前年測定比で500g増にとどまりました!やほーい!血圧は高いです!収縮時血圧が140を超えてます.まぁ,珍しいことじゃない.診察で「血圧が高いですねぇ」と言われたので「水銀計だと大丈夫なんですけどねぇ.あの機械が悪いんですよ」と言ったら,「水銀計は人の耳で確認するので,脈が遅い人だとその間にひゅーって下がっちゃうから,低めに出るんですよ」って知的なこと言われた.惚れそう(ぇ.でも,別に脈が遅いわけでもない.謎.

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賞味期限内に呑んでも,美味しくないだろ.常識的に考えて.

実は引っ越したんです.引越の話はブログに書く予定ですが,まだ書いていないのは,手続き上の処理が完了していないので・・・.それはそれで,ジョギングコースが変わりました.皇居まで行くのは遠いのです.

片道1.9kmだそうです.往復で走れば,距離的には皇居内堀1周と同じくらいですね.これで体が疲れれば,歯痛でもクテっと寝れるかな?

最初の国内感染症例が発見されると、政府はあらかじめ策定している「新型インフルエンザ対策行動計画」に従って、警戒レベルを現在の「海外発生期」 から「国内発生早期」に引き上げる。対策の柱にしているのは、抗インフルエンザ薬の投与やワクチン開発などに加えて、全学校を休校させ、さまざまな集会の 自粛も要請する対策法。企業にも事業規模を縮小させ、出勤社員を減らして感染の広がりを食い止める方針だ。

文部科学省の指針によると、国内で1例でも発生した場合、症例が発生した都道府県内の学校はすべて休校になる。学校を再開する時期は政府と相談して決めると書かれている。抵抗力の弱い児童・生徒が密集する学校はウイルスを各家庭に広げ、親から職場、地域社会に広げる温床になるからだ。

新型インフル、国内感染なら学校休校、外出も自粛 : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

だそうです.皆さんは知ってましたか?幸か不幸か,世間はゴールデンウィーク真っ最中.休校になっても,影響が少ないかもしれません.授業時間的な意味で.

ところで,厚生労働省の「新型インフルエンザ対策行動計画」は見つかったんですが,文部科学省の指針が見つけられません.都道府県単位で休校になるって,ものすごい影響力だと思うんですが・・・.厚生労働省の行動計画にはそれらしいことは書かれていないし・・・.本当なのだろうか?いや,そういう文書が回ってきたから,本当なのだろうが.根拠は見つからないけど.

200905011737追記:
やっぱりなんか違うっぽい.要請があった場合は休校措置にするらしい.

気になる耳なり、肩こりを改善する内服薬です。

ナリピタン | 製品情報 | 小林製薬株式会社

かなり売れているヒット商品らしいので,耳なりの症状を持っているボクとしては,試してみたくなった.いわゆる,藁にも縋るっていうやつですね.

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90錠で1980円でした.1日3回毎食後で,1回3錠なので,10日分です.一応,処方薬ではないので,飲み続けることは考えておらず,効果があるのかどうかを試したいだけです.とりあえず,呑みきってみる.しかしながら,薬の色が毒々しい.

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黄色って・・・.白で良いんじゃないだろうか・・・.一応,夜飯後に呑んでみたのだが,全く効果はない.本当に効くのだろうか・・・.心配だ.なお,使用上の注意に悲しいことが書いてある.

次の場合は,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師または薬剤師に相談すること

(2) 5~6日間服用しても症状が良くならない場合

相談することになるんだろうなぁ・・・.

関連:
難聴になってわかったこと - 4403 is written
難聴の話~疑惑篇 - 4403 is written

200905010005追記:
飲み始めて5日が経つわけですが,効果の程はどうかと.結論からいえば,効果はあります.耳なりの音は小さくなっているような気がします.起き抜けに至っては,治ったんじゃないかという錯覚さえ感じます.まぁ,治ってないわけですが.効果はあるようですが,治るような劇的な効果は期待できませんでした.処方薬ではないわけだし,当然ですよね.

今後は投薬を止めて,どのようになるかを観察します.元に戻るようなら,それはそれだし,元に戻らないようなら,耳なりが止むまで飲み続けてみるというのも手かなと.「大人しく再度通院しろ」という現実しか直視していない意見は却下です.楽観視で生きたい.

はっきりと言えば,耳が聞こえなくなっても死にはしないだろうが,耳なりが酷くなったら精神的に病んで死んでもいいと思う.耳なりってのは,そういう病です.精神的にも体力的にもキツイ.なったことがない人にはわからんのですよ.

200905100125追記:
その後談.ゴールデンウィークで実家に帰省した際には,ナリピタンを持って帰らなかったので,それを契機に服用を止めてみた.結果としては,元通りである.どっちかと言えば,リバウンド的に五月蠅くなっている気もするが,それは単純に疲れが溜まっているからかもしれないので,どちらが原因かは分からない.少なくとも,飲んでいる時は効果がありました.止めたら元通りです.なので,ボクにはこの薬は向いていないようです.完治しないなら,放置したい.無駄な治療費は払わない方向で.

結果が届きました.ダイジェストで.

  • ケア区分A(異常なし)
    • 診察,BMI,血圧,視力,尿蛋白,肝臓,脂質,白血球,貧血,糖代謝
  • ケア区分B(著変なし)
    • 尿酸

おい!辛うじて尿酸が,基準外に.尿酸は2.6~7.0mg/dlが男性の基準値らしいのだが,オレは7.4mg/dlだった.で.尿酸ってなにかって.

血液中に尿酸がふえた状態が高尿酸血症で,さらにふえると関節や腎臓等に沈着します.これが痛風です.脂肪の多い肉や魚,アルコールをひかえ,太りすぎないようにする事が予防策です.

おーーーい!オレも死刑宣告目前か.酒飲みがアルコール禁止とか,どんだけー!

ちなみに,生活習慣問診情報によるレーダーチャートがあるのだが,運動が6段階評価の1でした.しかも,「行動に制限がなければ,先ず歩くことから始めて下さい」って,どれだけの普通サラリーマンが,平日にウォーキングできると!できないから,週末にジョギングしてるんでしょー!KYだよ!

それから,体重の話.計測値は68.1kgで個人的には1kgほど増えてて,いやーんな感じ.理想体重は64.5kgで適正範囲は58.6kg~70.3kgらしいです.これ,たぶんBMIから逆算してるだけっぽ.64kgは確かに目標体重なので,頑張りたい.ファスティングでもしてみるか?

視力検査がCじゃなくてEだった!てか,向きによっては∃だったり,Wだったりにみえるよ!血圧はいつも通りでした☆そして,体重はやばい.服の重さを引かれてるのかどうかしらないけど,オレ的最適値から2kgも重い.しかも,例年よりも1kg重い.そりゃぁ,ジョギングもつらいわ.冬に向けて,しっかりと体作りをせねば.

水曜日は健康診断の指定受診日です.ドキドキです.受ける検査は,身体測定,視力聴力(!!),尿検査,胸部レントゲン,血圧,血液検査だったかな?血液検査はかなり久しぶりです.狭心症(疑)騒動以来なので,4年振りくらいかな.上手な人が採血してくれることを期待します.痛かったら,その後の実験は半ベソかも.

まぁ,そんなこんなで,今日から禁酒です.今更手遅れの其の場凌ぎだ,と言われればぐうの音も出ませんが.しかも,完全に無駄な努力と思われるアミールSも飲んでます.どうせ血圧は通らないと思います.9年間連続予選突破の実力はフェイクじゃありません.さらには,日曜日はジョギングしに行ってきました.いや,こっちにいて雨が降っていなければ,基本的にウォーキングには行くんですが,ちょっとジョグってみました.ジョギングなんて,これまた2年振りくらいなわけですが,走り出してビックリ!体が重すぎる.全体的に運動不足で筋力が落ちているのに加えて,単純に体重が増えてるから,メサメサ体が重い!しかも,ドタドタと走ってるから,足の裏が水ぶくれになってしまったよ.軽快に走れないジョギングなんて,つまんない!

閑話休題.尿検査をするんです.学生時代は紙コップの底にマーカが付いてて,尿を入れるだけでokだったんです.そんな時代から,今度の検査はこんな方法.

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小学校時代に逆戻りです.学年,組,番とかないですから!尿検査って,あの頃から変わってないんですね.

難聴になっていることはお伝えした通りだ.14日は学会明けで初めて通院可能な日だったので,行ってきた.世間一般的には3連休明けらしく,バカ混みだった.1時間も待ってしまったよ.病院って場所は手ぶらで行く場所ではないね.論文か文庫か何かを持って行けば良かった.

さて,結果からいけば,少しは良くなっているようだ.前回が50dbくらいで,今回は45dbくらいなので,5dbの回復と見れるだろうか.普通はどのくらいかって?0dbらしいぜ?うはw悪すぎw.実際のところは,だいぶ聞きやすくはなってきた.耳鳴りになれてきてしまったという可能性は全力で無視したい.そんな事実はあり得ない.

決して今の医者がヤブだと言いたいんじゃない.でも,きっとこの医者では治せなかろう.医者とオレとの病状に対する理解に温度差がありすぎる.「この数値でしょ?聞こえないはずはないと思うけど」とか楽観視してんじゃねーぞ.というわけで,もうここには行かない予定で.それはセカンドオピニオン的な意味で.とりあえず,薬は2週間分もらってきたので,その間に運良く治ることを期待.でなくば,違う耳鼻科を訪ねるか,脳外科とか整形外科とか,その辺に行くことになるのだろうか.なんだか,どこに通院すればいいのかよく分からないよ.

ところで,どうもこの病気に妙な疑惑が浮上して参りました.驚くべき事に,研究室に全く同じ症状の院生がいるのだ.発病したのは3月頃で,未だに治っていないらしい.いや,病院も1回行っただけで,薬もそこそこらしい.さらに驚くべき事に,処方薬も同じらしい.なんたること!最早これは局所的環境において観測されうる奇病であるといえましょう.現在の状況としては,発病者は研究室に約6ヶ月間入り浸ることで,耳鳴りを発病する.きっと,この研究室には未知のウィルスが潜んでいるに違いない.現実解で行くならば,シックハウスだろうか.都会は世知辛いぜ.

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